バカラ BACCARATを買取ります
バカラは1764年にフランスの高級クリスタルガラスメーカーとして創業しました。
フランス王ルイ15世により、ロレーヌ地方のバカラ村にガラス工場設立が許可された事にその歴史が始まり、現在では日本を含め世界中で愛されているクリスタルガラスメーカーとして知られています。
そのレベルの高さの秘密は、製造された商品のうち、世に出回るのは6~7割ほどで、残りは高い品質基準に満たないため、破棄されている事、バカラの職人が「M.O.F.」というフランス最優秀職人の称号を持つ物が50人以上いる事が大きく関係しています。
そのため、バカラの製品はイギリス王室などのヨーロッパの王室をはじめ、ロシア皇室、モロッコ王室、タイ王室、そして日本の皇室などから注文を受けています。
バカラは創業当初から有名なクリスタルガラスメーカーだったわけではなく、パリ万国博覧会に出品し、グランプリを受賞した事をきっかけに多くの王侯貴族たちに愛用されるようになりました。
そのため、「王者たちのクリスタル」とも呼ばれており、フランスでは現在でも大総統府であるエリゼ宮での晩餐には必ずバカラのグラスが使用されています。
また、バカラのグラスは高い透明度と何種類もあるカット技術が人気の秘密で、1825年にアルクール侯爵のために製作された「アルクール」というシリーズは現在でも人気が高く、バカラの代名詞となっています。
また、バカラはカットパターンやグラスデザインによって上から「スペシャル(ティップトップ)」「エクセレント」「ベリーグッド」「グッド」「フェアー」「スタンダード」の6種類に分けられています。
この他にもコニャックで有名なカミュやレミーマルタンの特別仕様のボトルも手掛けるなど、他業界でも注目を浴びています。