グスタフスベリ Gustavsbergを買取ります
グスタフスベリ Gustavsbergはスウェーデンのストックホルムにある陶磁器メーカーです。
幾何学的な模様や自然の草花をデフォルメしたものなどシンプルな作りが多いのが特徴で、何にでも合わせやすい使いやすさが人気の秘密とされ、北欧の家庭には普段使いの陶磁器として馴染みのある陶磁器メーカーです。
ストックホルム郊外の港町グスタフスベリにできたレンガ工場が陶磁器メーカーとして生まれ変わった事でグスタフスベリの歴史は始まり、「陶器の街」として発展してきました。
グスタフスベリではこれまでに多くのデザイナーを起用してその地位を確立してきました。
はじめにグスタフスベリに迎えられたのはスウェーデンの工芸デザインの父と呼ばれたヴィルヘルム・コーゲで、アートディレクターをつとめました。
その後、コーゲのアシスタントをつとめていたスティグ・リンドベリとともにグスタフスベリ・スタジオが設立されるとグスタフスベリの事業は上り調子となります。
その後もリサ・ラーソンなど数々のデザイナーを輩出したグスタフスベリですが、1990年代に入るとそれぞれの部門が分散し、様々な企業に買取られていきました。
しかし、世界中の根強いファンからの要望で、新会社グスタフスベリ・ボスリ-ンが設立され、1940年~1960年代のグスタフスベリの名作が復刻版としてリリースされました。
そのため創業当時から使用していた設備を修理しながら、現在も当時と近い制作方法で作られています。