ジョルナイ Zsolnayを買取ります
ジョルナイ Zsolnayは1853年にハンガリーのペーチに創立しました。
前身は屋根瓦や外壁用のテラコッタと呼ばれる
素焼きの焼き物を制作していました。
画家を志望していたジョルナイ・ヴィルモシュが
兄のテラコッタ工場を受け継いだのを発端に
花瓶やテーブルウェアの制作を始めました。
テーブルウェアの制作を始める為に
粘土の採取をし、世界各国から優秀な薬師や工場監督を集め
陶磁器の製造に全力を注ぎました。
こうした努力の結果、ウィーン国際博覧会で銅賞を受賞、
パリ万国博覧会でグランプリを受賞という輝かしい功績を残し
世界中にジョルナイの名を広めていきました。
その後、光の当たり方や加減によって色が変わって見える
「エオシン」を開発し花瓶や置物などを主に使用しました。
また、テラコッタの製造もそのまま継続しており、
セーチェニ広場の近くにある小さな広場に
雄羊の頭が四方にある「ジョルナイの泉」を建設しました。
これにもエオシンを使用しています。
この不思議な色を持つジョルナイの泉は
ペーチのシンボルとなりました。