いわの美術では、重要無形文化財「三彩」保持者加藤卓男(人間国宝)の陶芸作品の買取を強化しております。
加藤卓男は、ラスター彩、青釉、奈良三彩、ペルシャ色絵、正倉院三彩などを再現したことで知られます。
加藤卓男は、江戸時代より続く幸兵衛窯という窯元の家に生まれ、金襴手や青磁の名工として知られる父である五代幸兵衛に師事するなどして、陶技を磨きました。その後は戦争によって作陶を一時離れ、終戦の年に広島で被爆、10年間の闘病生活を余儀なくされました。
療養中に読んだペルシャ陶の本がきっかけでラスター彩やペルシャ三彩に興味を持つようになります。そして、意匠と技術の交流のため フィンランドの工芸美術学校に留学を経て、以降、ペルシャ釉の研究に傾倒し、作家としての方向を決定づけました。
加藤卓男は、古代ペルシャ陶器の斬新な色彩や独創的な造形、釉調に魅力を感じ、西アジアでの長年の発掘研究を経て、滅び去った幻の名陶ラスター彩の復元をはじめ、青釉、三彩、ペルシャ色絵など、高い芸術性を持つ異民族の文化と日本文化との融合に成功しました。
他に、青釉、奈良三彩、ペルシャ色絵等の再現にも成功しています。
加藤卓男は、ラスター彩の復元と並行しつつ、三彩・志野・織部・染付・天目・青磁・赤絵など、実に多様な作陶を行い、独自の領域を確立していきました。
1980年には宮内庁の依属で正倉院三彩の復元作業や、伊勢神宮の御神宝「陶猿頭形御硯」を制作するなど、日本の学術および芸術文化に数々の功績を寄与しました。
いわの美術では人間国宝 加藤卓男の作品を高価買取り致します。加藤卓男の作品をお持ちでしたら、いわの美術までご相談下さい。
いわの美術では、古代ペルシャの陶器の中で最も高度な技術を有するラスター彩の制作により、世界的な名声を博した加藤卓男(物故)の作品買取を積極的に行っています。
<brペルシャの華とも言われたラスター彩は、光を受けた時の玉虫色の輝きが特徴ですが、17世紀には、完全にラスター彩は消滅したと言われ、幻の名陶と呼ばれていました。
そのラスター彩を加藤卓男が再現し、他に、青釉、奈良三彩、ペルシャ色絵等の再現にも成功、誰も成しえなかった古代ペルシャ陶と日本陶の融合した独自の世界観を築きあげ、国内外から高い評価を受けました。
加藤卓男ならではの優美な世界を表現したラスター彩の作品は、一点からでも高価買取が期待でき、いわの美術でも買取に力をいれております。
加藤卓男の作品買取なら、美術品・骨董品の知識と買取経験豊富な専門のスタッフが常籍するいわの美術にお任せください。
