【秋山逸生】買取作家・取扱い一覧 人間国宝・重要無形文化財保持者

秋山逸生

秋山逸生
秋山逸生(1901~1988)
東京都出身の木工芸家で、本名を清と言います。
木工芸家・島田逸山に師事して芝山象嵌師を習う傍ら、兄・秋山聴古に木画技法、桂光春に彫金を学んでいました。
芝山象嵌とは別名「芝山細工」と呼ばれ、下総国芝山の芝山専蔵が起こした象嵌技法の事で、レリーフ状の彫刻と象嵌を特徴とした華やかな装飾技法で、その作品には様々な天然素材を組み合わせる事が多く、蒔絵や螺鈿とは違った面白さを持っているのが特徴です。
 
師・島田逸山や兄・秋山聴古は芝山象嵌師としてその名を知られており、秋山逸生も卓越した技を習得し、重要無形文化財「木象嵌」保持者として認められています。
また、千葉県市川市に在住していた事から市川市の無形文化財や名誉市民に認定され、千葉県無形文化財の指定も受けています。
 
秋山逸生の作品は欅、黒檀、紫檀などの木地に象嵌を施しており、木画と呼ばれる写真製版をそのまま貼り付けたかのような繊細で華麗な作風に定評があります。
その作品の多くが箱などの平面に施されています。
これは日本画家になりたかった秋山逸生だからこそ成せる技で、これまでにたくさんの草花の写生を行ってきた賜物でした。
 
新文展や日展を主な活動の場として、芝山象嵌の伝統技法をベースとしつつ、これまで動植物を主なモチーフとしてきた芝山象嵌に幾何学的な文様・シンボルを繊細華麗に配したモダンな作風も手掛け、革新をもたらした事で高い評価を受けています。

秋山逸生年表


1901年 東京都で生まれる     
1918年 木工芸家・島田逸山に師事する
1942年 第5回新文展で入選する
1946年 第1回日展で入選する
1949年 第1回千葉県美術展覧会で千葉県教育長賞を受賞する
1962年 市川市指定無形文化財「芝山象嵌」保持者に認定される
1968年 第8回伝統工芸新作展で日本工芸会東京支部賞を受賞する
1970年 千葉県指定無形文化財「芝山象嵌」保持者に認定される
1981年 第28回日本伝統工芸展でNHK会長賞を受賞する
1987年 重要無形文化財「木象嵌」保持者に認定される
1988年 勳4等瑞宝章を受章する
5月22日逝去

1901年 東京都で生まれる     

1918年 木工芸家・島田逸山に師事する

1942年 第5回新文展で入選する

1946年 第1回日展で入選する

1949年 第1回千葉県美術展覧会で千葉県教育長賞を受賞する

1962年 市川市指定無形文化財「芝山象嵌」保持者に認定される

1968年 第8回伝統工芸新作展で日本工芸会東京支部賞を受賞する

1970年 千葉県指定無形文化財「芝山象嵌」保持者に認定される

1981年 第28回日本伝統工芸展でNHK会長賞を受賞する

1987年 重要無形文化財「木象嵌」保持者に認定される

1988年 勳4等瑞宝章を受章する

00000年5月22日逝去


秋山逸生代表作

『輪華文縞黒檀印箱』

『華文嵌装黒檀小箱』

『彩華文紫檀合子』

『紫檀緑彩文箱』

『縞黒檀珠文八角箱』

『金銀木画筥』

本鼈甲らん菊象嵌
本鼈甲らん菊象嵌
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