里見勝蔵の作品買取ます
里見勝蔵はフランスの画家モーリス・ド・ヴラマンクに師事していた事からフォーヴィスムの作品を展開しており、ヴラマンク譲りの奔放な筆致や明暗の強い対比を見せる作風で日本のフォーヴィスムを代表する画家としてその名を挙げる事ができます。
当時の日本画壇に大きな影響を与えた里見勝蔵は医者の家に生まれ、音楽家を志していた事もありました。
しかし、後に音楽評論家となる野村光一や東京美術学校日本画科出身の鈴川信一に図画を学んだ事が画家を志すきっかけとなり、東京美術学校西洋画科や関西美術院で学び、画家としての実力を身に付けました。
フォーヴィスムへと転向していったのはフランス留学がきっかけで、佐伯祐三にヴラマンクを紹介し、日本にはジョルジュ・ルオーを紹介するなど日本の芸術観の向上にもつとめました。
帰国後は京都画壇を中心に活躍を続け、一九三〇年協会、独立美術協会などに所属していましたが、最終的にはどの美術団体にも所属する事なく制作活動を続けました。
そんな里見勝蔵の作品のご売却をしませんか?いわの美術では里見勝蔵の作品買取を強化しており、市場評価とお品物の状態を考慮した査定額を提示しております。
里見勝蔵の作品買取について
里見勝蔵は高価買取が期待できる作家の一人で、鑑定書付のお品物であればプラスの評価が付きます。
人気作家は贋作も多く査定には十分な注意が必要ですが、いわの美術に在籍する鑑定士は豊富な知識と経験を有しており、しっかりと評価する事ができます。
お問合せの際は里見勝蔵のどのような作品なのか、作品タイトル(不明な場合は描かれているモチーフ)、サイズ、共箱や鑑定書の有無、入手経路などをお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
また、口頭では説明するのが難しい、または時間がないという方は画像を添付する事ができるメールやオンライン査定がおすすめで、弊社在籍の買取スタッフが画像を見て査定を行い、折り返しご連絡しておりますのでお気軽にお問合せ下さい。