東勝廣の作品買取ります
今回いわの美術では、江戸時代から伝わる一位一刀彫の技術を継承している東勝廣の作品をお買取り致します。
東勝廣は1944年に生まれ、子供の頃から絵を描く事や物を作る事が好きだった為、15歳で彫師になる事を決意して、一位一刀彫師の竹腰亮次に師事し、技術を学びました。
修業後に初めて取り組んだ仕事は、地元のお祭りで使用する宝珠台と呼ばれる山車の彫刻でした。
東勝廣の育った岐阜県高山市の宝珠台には、昔から亀の飾りをつける事から、東勝廣の作った彫刻も波に戯れている亀が描かれています。
東勝廣が生まれ育った町では、山車は男達の憧れの存在で、彫師となったらいつか山車の彫刻をしてみたいという強い気持ちがあったそうです。
後に、山車に彫刻した時の気持ちを聞かれた東勝廣は、「憧れの仕事を任され責任も感じましたが、幸せの方が倍感じました」と当時の事を懐かしく語っていました。
高価買取が可能な木彫作品
高村光雲、砂澤ビッキ、神保豊、平櫛田中
上野玉水、関野聖雲、加藤景雲、平野富山
島田美晴、松本明慶、宮本理三郎など
東勝廣の作品買取について
東勝廣が使う技法は、江戸時代から伝わる一位一刀彫と呼ばれるもので、名前の通りイチイの木を使用し、一刀彫という小刀の彫跡をわざと残して作られる作品です。
何も塗ったりせずイチイの木目をそのまま生かし、小刀の彫跡を残す事で深みのある作品へと仕上がります。
東勝廣の作品には、「勝廣」や「勝広」というサインが作品に刻まれていますので、このサインがあるお品物の売却をお考えでしたら、是非いわの美術にお問い合わせ下さい。
また、東勝廣のお品物には箱がついていますので、箱がある際は必ず一緒に査定に出してください。箱が古いと「こんなボロボロな箱なんか一緒につけても・・」と思う方もいるかもしれませんが、作家名が書かれている箱は、作家の作品という保証書変わりにもなる大事な物です。
もし古い箱で処分しようとお考えの方がいましたら、その前にまずいわの美術にご相談下さい。
いわの美術では、東勝廣の作品以外でも、仏師で彫刻家の高村光雲や、虫の手足や羽が動かせるような木彫作品を作る砂澤ビッキ、色彩豊かな神保豊など様々な木彫作品をお買取りしております。
コレクションや事務所整理で売却を考えている木彫作品をお持ちでしたら、是非いわの美術にお問い合わせ下さい。