常香盤のお買取りいたします
現代の時計の技術がなかったころの世界では、どのようにして時を正確に把握していたのでしょうか。
昔の日本でその役割を果たしていたのは、お香です。左の写真のお品物は、昔の時計の役割を担っていた、常香盤というものです。
常香盤は、骨董品としての価値が高く中古市場で人気が高いお品物になります。
只今、いわの美術では常香盤のお買取りに力を入れています。
時計の歴史と常香盤
今のような時計が開発されるまでは、さまざまな方法で時を把握していました。代表的なものには、日時計などがあります。他には、水、火、そして香を用いて時を刻んでいました。
常香盤が文献上に出現した最も古いのが、6世紀の中国と言われています。その頃のものが日本の正倉院に保存してあります。
また、国立科学博物館、江戸東京博物館、大名時計博物館などにも所蔵されていて、考古学、歴史学などの観点からも大変価値のあるものです。
常香盤の使い方
常香盤に使われるのは粉末状の香で、常香盤の中に灰を敷き詰め平らに整えたら、そこに香を並べます。時代や、使う用途によって並べ方はさまざまあるようです。
・コの字や卍型に並べる。
・香の途中に印をさして細かく時間をはかる
・燃え終わると鈴が落ちるような仕組みで時間を知らせるアラームのようなもの
香の火は燃え移る危険性も少なく、木造建築が多かった昔の人々には重宝されたそうです。
常香盤のお買取りについて
高価買取が期待できる常香盤ですが、お品物によってお買取りの金額が変わってきます。
装飾、使用されている材質、作られた時代が査定の際のポイントになります。また、常香盤には、付属品がいくつかついています。灰慣らしの棒や、木枠、木のさじなどがあり、すべての付属品が揃っていると査定の評価にプラスになります。
もし、御片付けなどで出てきたけど処分に困っているという常香盤がありましたら、いわの美術までご連絡ください。
骨董品の知識が豊富な、いわの美術の査定員が無料で査定させていただきます。お問い合わせは、メールでもお電話でも構いませんのでお気軽にご連絡ください。
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