小島恵雲のお買取り致します
こちらは、鍛金家の小島恵雲の銀製の兜の置物です。
金属を槌で叩いて浮彫状に装飾をつけていく槌起工芸の作品を作っている作家です。龍の肌質などまで細かく作られています。
只今いわの美術では、小島恵雲の作品のお買取りに力を入れています。ご売却をお考えの方は、美術品の買取実績の多い、いわの美術にお任せください。
小島恵雲について
明治38年(1905)に茨城県笠間に生まれる
本名:小島秀雄
師:叔父の小島信重(初代)
小島恵雲は、100年以上の歴史ある江戸の伝統工芸技術を持った”末次派”の流れを引き継いでいます。小島恵雲の家系は、代々”末次派”を源流としていて、小島恵雲が亡くなったあと2代目小島信重が「銀工房こじま」で銀・金でかんざし・根付・雑貨などを作っています。
ちなみに、「銀工房こじま」はNHK連続テレビ小説の『ゲゲゲの女房』の結婚の場面で使われた「かんざし」の制作を行っていました。印象的な「かんざし」だったので、記憶にある方もいらっしゃることでしょう。
小島恵雲という号は、帝展無鑑査での出品を許された、中野恵祥から一字を頂戴してつけた名です。
16歳で上京をして師匠のもとで槌起工芸の技術を身に着けていった、小島恵雲は、27歳で独立をして「銀工房こじま」の前身である(有)小島製作所を設立しました。
ヨット、兜、宝船、飛行機を得意としていて、宝船の作品は、大きな波の中を優雅に行く宝船と、流動的な水を硬い金属で表現する、技巧の細かさが魅力的です。
また、昭和17年には、当時の花形戦闘機である九十九式爆撃機の1/30の銀製模型を皇太子殿下に献上しました。気品ある作品や高い技術力から、宮内省からしばしば貴金属製品の制作依頼をされていました。
小島恵雲のお買取りについて
小島恵雲の作品は中古市場でも人気があり、高価買取が期待できます。小島恵雲は、兜・ヨット・宝船・飛行機などを主に作っていました。作りの細かさや、素材、モチーフ、大きさなどでお買取りの値段が変わってきます。また、作品には小島恵雲のサインの近くに純銀か又は銀製と刻印がありますので、お問い合わせの際はお品物について、このような点について詳しくお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
小島恵雲のご売却をお考えの方は、美術品の買取実績の多い、いわの美術までご連絡ください。
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