S.G.Mpata(サイモン・ジョージ・ムパタ)のお買取り致します!
いわの美術では人類発祥の地ともいわれているタンザニアで生を受け、数奇な運命を辿った画家・S.G.mpata(ムパタ) の絵画のお買取りを致しております。
ポップな色彩とパワフルな作風で東ヨーロッパを中心に人気を集めています。
ムパタの作品のご処分をお考えでしたら一度いわの美術にご連絡ください。
S.G.mpataとは
略歴
ムパタは1942年タンザニアに4人兄弟の末っ子として生まれます。
1968年にティンガティンガ派創始者で異父兄弟のエドワード・サイディ・ティンガティンガから直接手ほどきを受け絵を描き始めます。1972年にティンガティンガが亡くなるとムパタや他の弟子達によりその独特の絵画手法が受け継がれることとなりこの頃からティンガティンガ派と呼ばれるようになりました。
1976年にムパタの絵画を気に入ったインド人のパトロンからアトリエや金銭的支援を受け精力的に創作に励むようになります。
そして1979年にムパタは泥酔のうちに放蕩し行方不明となっていたのですが、西ベルリンでモダンアフリカンアート展が開催されることとなり、本人の知らぬ間に東アフリカ代表作家として出品されヨーロッパデビューを飾ることとなったのでした。
そしてこの展示がきっかけで1984年にニューヨークで個展が開催。近代アメリカ・ポップアートを代表する作家であるローリー・アンダーソン、アンディ・ウォホール、キース・ヘリングらが出席し、ムパタの作品を絶賛。大きな反響を獲得し全米各地で個展依頼が殺到するのですが親族でさえムパタの行方を確認できなかったため個展は叶わず、後日死亡が確認されました。
ティンガティンガとは
エドワード・サイード・ティンガティンガを創始者とし、タンザニアの自然や動植物を色彩豊かに描くポップアートの手法で、ティンガティンガ・アートとも呼ばれています。
彼は絵画を学んでいなかったため自由な作風で、当初は建築資材にエナメルペンキで描いていました。古くからタンザニアの人々は壁画などの制作をしており様式化したこれらのモチーフは、迷信的な信仰を表わしていたようです。
エドワード・サイード・ティンガティンガによりタンザニア特有の芸術形式として発展したこの技法は世界で広く知られています。
現在ではティンガティガ・アートの画家として100名近い人々が活躍しています。
ムパタの特徴
独特な色使いとパワフルな作風で、人気のムパタはその作品のメインモチーフである動物と鳥が一枚の画の中に同時に描かれることが多いです。
動物達の表情は愛らしく思わず笑顔になってしまうような魅力があります。
また、近年のティンガティンガに比べモチーフや背景が簡素でデフォルメされていることも特徴的です。ダイナミックなタッチで動物達の動きを表現し、アフリカ独特の色彩や自然が身近である彼らならではの視点によりインパクトのある作品を描いています。
S.G.Mpata(サイモン・ジョージ・ムパタ)のお買取りについて
大胆な配色とどこか野性味のある作品で世界中にファンのいるムパタの作品は高額でのお買取りが期待できます。
リトグラフ作品ですと、作品の端にエディションナンバーとよばれる作品番号を表わす分数が記されています。(今回ご紹介の作品ですと100/200という分数)
お問い合わせの際はこちらの番号と、作家名・作品名・モチーフ・状態・大きさ等を一緒にお知らせください。
また、メール・LINE査定での場合はお写真も一緒に添付していただけるとより詳細な査定額をお出しすることが可能となります。
S.M.Mpataの作品のご処分をお考えでしたら、専門の査定員のいるいわの美術までご連絡ください。大切なお品物を無料で拝見させていただきます。
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