葛西四雄の油彩画のお買取り致します
厚い雲に覆われた暗い海と積もった白い雪に、赤い屋根、目を惹くコントラストが印象的な油彩画作品です。
こちらのお品物は、青森県出身の画家・葛西四雄が描いた作品です。只今いわの美術では、葛西四雄の油彩画のお買取りに力を入れております。ご売却ご希望の方は、いわの美術にご連絡ください。
葛西四雄の略歴と高価買取理由
1925(大正14)-1990年(平成元年)64歳で逝去
1925年に青森県に生まれます。1953年から1961年まで小学校の教諭を務めながら、その傍らで絵画の制作をしていました。1957年に、同じく青森出身の画家である奈良岡正夫に師事します。この頃から画業に専念するようになり、教職を辞めた後1962年には第5回日展で初入選を果たします。翌年に具象絵画団体である示現会の会員となり、安井賞候補展など具象絵画団体を主な活動拠点としていました。
1971年「北の漁村」という作品で日展の特選を受けると、翌年には無鑑査出品を認められ、1985年に日展会員に推挙されました。
画壇での確固たる地位を築いた葛西四雄は、有名百貨店での展覧会開催や、画集の出版などもしていて知名度の高い画家でもあります。
こうした理由から、葛西四雄の作品は中古市場での人気があり高価買取が予想されます。
葛西四雄の油彩画について
葛西四雄の作品は冬の東北の漁村を題材としたものが多くあります。
厚くぬった油絵具と力強い描線によって描かれる荒々しい海は、葛西四雄の油彩画作品の中でよく見られます。暗く重厚感のある色彩と独特の筆致によって海の恐ろしさを感じさせます。
掲載している作品を見て頂くとわかるように、背景の黒、雪の白、屋根の赤、というように葛西四雄の油彩画には淡色がほとんど使われていません。しかし、それにも関わらず奥行や海の広がりなどの遠近感が表現されています。モチーフや色の配置、わずかに使われている淡色などが計算し尽されて出来上がる作品で、こうした画力の高さも葛西四雄の作品の見どころの一つであります。
葛西四雄の油彩画のお買取りについて
掲載している作品は、葛西四雄の作品の中でも代表的で人気のある作品です。同じ題材でも、空の色が黄色で色彩の対比が美しい作品はより人気があり、高価買取が期待できます。
また、東北の漁村を題材としたもの以外にも、花などの静物画や街の風景画などもあります。人気の作風よりはお値段が下がってしまいますが、お買取り対応致しております。
高価買取が期待できる葛西四雄の油彩画ですが、タイトル・作品の大きさ・お品物の状態によって、お値段に大きな差がございます。お問い合わせの際は、そちらの点に関してお聞かせ頂くか、HPのお問い合わせフォームからお写真を送って頂きますと、無料で査定額をご提示致します。
いわの美術は年間で多くの絵画のお買取りをさせて頂いています。お客様が大切にされていたお品物は、多くの実績を積んだ査定員が丁寧に査定致しますので、ぜひ、いわの美術にお任せください。
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