いわの美術では大正から平成にかけて、艶やかな裸婦を中心に描いた画家・伊藤悌三のお買取りに力を入れています！
長きにわたり活躍された伊藤悌三の作品は現在でも高い人気を誇っており、高額でのお買取りが期待できるお品物です。
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伊藤悌三は1907年東京都の浅草に生まれます。
隅田川の一銭蒸気船を経営する父と写真家の娘である母のもと健やかに幼少期を過ごし、独協中学校に入学します。この頃から画家を志し始め、1927年に日本近代洋画の巨匠である岡田三郎助に師事しました。
そして1929年に東京美術学校（現・東京芸術大学美術学部）西洋画科に入学し、在学中である1933年 第14回帝展に出品した作品が初入選を果たし以後毎年入選するなど活躍をみせました。
1941年の第14回文展では第1回岡田賞を受賞し、翌年無鑑査となりました。
終戦後は日展・光風会へと活躍の場を移し、浅井閑右衛門や南政善政善と新樹会を創設しましたが、この団体を脱退し1952年以降は無所属で個展などを開催し活動を続けました。
1972年頃から女性を描き始め多くの名作を残し、1998年に90歳でこの世を去りました。
初期と晩年で作風が大きく変わります。初期作品では落ち着いた色調の穏やかな山間の風景を多く描き、晩年はスペイン女性を中心に描きました。初期作品に比べて晩年の作品は色鮮やかでモチーフも女性や薔薇など華やかなものへと変化していったことが特徴です。
また、伊藤悌三は師である岡田三郎助の影響を受けており、女性独特の丸みを帯びた柔らかな肌が見事に表現されています。
伊藤の裸婦画では女性は横たわったポーズで描かれることが多く、ベッドカバーや調度品の細部などを細かく描写していることも特徴的です。
伊藤悌三の穏やかな表情をたたえ健康的な肉体の女性は自然な美しさにあふれています。
いわの美術では豊かな女性の美しさを描いた伊藤悌三のお買取りを致しております。
明るく健康的な裸婦画は現在中古市場で人気のお品物ですので、高額でのお買取りが期待できるお品物です。
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