十三代今右衛門『色絵吹墨草花文 麦酒呑』のお買取を強化中!
作家 |
十三代今右衛門 |
作品名
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『色絵吹墨草花文 麦酒呑』 |
シリーズ |
キリンビアマグコレクション(1992) |
現在いわの美術では、人間国宝の十三代今右衛門がキリンビアマグコレクションのために製作した『色絵吹墨草花文 麦酒呑』のお買取りを強化致しております。
今回の記事では買取り強化中の十三代今右衛門の『色絵吹墨草花文 麦酒呑』の高額査定のポイントや十三代今右衛門について、作品についてご紹介致します。
ご売却をお考えでしたらぜひご参考ください。
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高額買取のポイント
今右衛門窯は江戸より350年続く「色鍋島」の伝統を受け継ぐ名門窯であり、国の重要無形文化財保持団体の認定を受けています。
中でも十三代今右衛門は個人でも国の重要無形文化財「色絵磁器」保持者(人間国宝)であり、その高い技術力が認められています。
付属品の有無は重要なポイントとなります。
今回の十三代今右衛門『色絵吹墨草花文 麦酒呑』では共箱・栞・共布が付属されております。
また、キリンビアマグコレクションのお品物は、作品底面に「KIRIN BEER MUG COLECTION」という文字が入っています。
完品ですと査定もプラスでの査定となりますのでお手持ちのお品物をご確認下さい。
十三代今右衛門とは
十三代今右衛門 (1926-2001)
1926年に佐賀県有田町赤絵町に江戸から続く名門窯の十二代今右衛門の長男として生まれます。
東京美術学(現・東京芸術大学)工芸科を卒業した後に家業のっ伝統技術を継承するため本格的に作陶を始めます。
1975年に十三代今右衛門を襲名し、翌年には今右衛門窯の職人から成る「色鍋島今右衛門技術保存会」を立ち上げ、同組織は文化庁より国の重要無形文化財の総合指定を受けました。
1989年には十三代今右衛門自身も重要無形文化財「色絵磁器」保持者として人間国宝に認定されました。
今右衛門窯の伝統技術を守りつつ、その中にも現代性のあるデザインを取り入れた「吹墨」は十三代今右衛門の代名詞ともいえる技法です。
略歴
1949 東京美術学校工芸科卒業。
1957 日展入選(~1959)。
1962 日本伝統工芸展初入選。
1965 日本伝統工芸展 日本工芸会会長賞、 以後受賞多数。日本工芸会正会員推挙。
1975 13 代今右衛門を襲名。
1976 日本陶磁協会賞。 色鍋島今右衛門技術保存会代表就任。 文化庁より重要無形文化財の総合指定を受ける。
1981 日本陶芸展最優秀賞(秩父宮賜杯)
1988 毎日芸術賞。第 1 回 MOA 岡田茂吉大賞。
1989 重要無形文化財「色絵磁器」保持者に認定。 日本陶磁協会金賞。
2000 日本工芸会副理事長に就任。
2001 逝去。
『色絵吹墨草花文 麦酒呑』について
?キリンビアマグコレクションとは
キリンビール株式会社が、「麒麟」ブランド100周年を記念して始まった世界各地の名窯とコラボレーションしてオリジナルビヤマグを日本国内で頒布したシリーズです。
世界を代表する陶磁器・ガラスメーカーの中にはリチャード・ジノリ、ウェッジウッド、ロイヤルコペンハーゲン、エルメス、バカラなどが上げられ、そのうちの一つに十三代今右衛門も数えられています。
?お品物について
『色絵吹墨草花文 麦酒呑』には十三代今右衛門が現代に蘇らせた代表的な技法である「吹墨」が施されています。
「吹墨」は、表面全体に青く発色する呉須を濃淡をつけて細霧状に吹き付ける技法で、青色のグラデーションにより奥行のある文様になります。
『色絵吹墨草花文 麦酒呑』の「吹墨」の効果によって柔らかな変化のついた上品なデザインに仕上がっています。
おわりに
今右衛門窯の赤絵の技法は一子相伝の秘法として代々受け継がれており、その歴史は350年を越えます。現在は十四代今右衛門により時代に調和した新たな展開を見せています。
それぞれの時代に調和した
国の重要無形文化財保持団体として認定され、高い評価を受けています。
絵付だけでは なく素地から窯焼まで全工程に取り組み、高度に様式化された、気品と創造性に溢れる色鍋島の 意匠を現代に伝えてきました。
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