勲記のお買取り致します【買取・新着情報】

勲記のお買取り致します

2018.3.10

勲記の高価買取に力を入れています。

授与者	大正天皇(嘉仁祐仁)
受賞者	江木衷(えぎまこと/ちゅう)
位階	勲二等瑞宝章証書
年代	大正14年
種類	勲記

現在いわの美術では、勲記のお買取りに力を入れています。

骨董品・美術品のお買取りはいわの美術にお任せください！

　勲記について

勲記とは：

個人が叙勲した際に勲章と共に授与される証書のことを勲記といいます。

日本での勲章の制度自体は明治以降に整備され、天皇の名で授与されています。

勲記には受章者の氏名、受章した勲等の名称、受賞年月日が記されており、証書の内容や文面は受章する勲等などにより異なりますが、書式は全て縦書きで統一されています。

勲記の特徴としては、証書中央上部に菊花紋が、中央下部に受章する勲章のデザイン(摸型)が印刷されており、授与権者の名称の下に国家の象徴として用いられる国璽(こくじ)が押印されています。(印文は篆書体で「大日本国璽」)

この中央上部の菊花紋は純金を用いたエンボス加工により、浮き上がって見えるよう印刷が施されています。

さらに、中央下部に印刷される勲章デザインの印刷にも特殊な印刷技法が用いられ、熟練職人によって一色ずつ手作業により数日かけて印刷されています。

勲章に用いられている七宝焼きの技術同様、熟練職人の繊細な感覚により精密な工程を経て製作されています。

これら勲記の印刷や用紙の製造は、独立行政法人国立印刷局が行っていますが、今回記事冒頭でご紹介している勲記のように等級の高い勲章には、天皇直筆で署名されている場合が多く付加価値が付きやすい傾向にあります。

勲記には勲章のように世界的にコレクターが多く存在致しますので、市場でも需要が高く高価買取りを強化致しております。

　高価買取のポイント

勲記のお買取りでは『発行国』『種類』『時代』をポイントに総合的に評価させていただいております。

勲記は勲章授与と同時に発行されており、軍物コレクターの間では比較的入手の容易な国内の勲記よりも海外の勲記の方が入手が困難なことから高い人気を誇るお品物が多数ございます。

特に需要が高いのが中国の勲記(満州国系)ですが、現在の市場では『ドイツ』や『イギリス』などヨーロッパ圏の勲記の需要も高まっています。

日本の勲記ですと『勲章の種類』が重要な評価ポイントとなります。

高位勲章になるにつれ授与者数が限られる為、希少価値が上がります。

古い勲記などは歴史的価値の他現存数の少なさから希少価値がつき、金鵄勲章や宝冠章などは授与対象者が限定されている(金鵄勲章は武人、宝冠章は女性のみを対象)他、現在ではほとんど賜与されない勲章(現在金鵄勲章は廃止、宝冠章は女性皇族、国家元首、他国皇族や王族に授与者を限定)である為、人気の高いお品物です。

このように骨董的、美術的価値の他にも様々な要素により市場での需要が十分に見込めるお品物である為、いわの美術では高位勲記のお買取りに力を入れています。

以下勲章種類と等級の一覧になりますので、ご売却をお考えでしたらご参考ください。

勲等	勲章	種類
大勲位	菊花章	大勲位菊花頸飾・大勲位菊花大綬章
勲一等	桐花章／旭日章／宝冠章	桐花大綬章(旭日桐花大綬章)／勲一等旭日大綬章／宝冠大綬章
第二等	旭日章／瑞宝章／宝冠章	重光章／牡丹章
第三等	〃	中綬章／白蝶章
第四等	〃	小綬章／藤花章
第五等	〃	双光章／杏葉章
第六等	〃	単光章／波光章
第七等	旭日章／瑞宝章	桐葉章
第八等	〃	桐葉章