木越三右衛門のお茶道具お買取致します
作者 |
木越三右衛門 |
作品 |
斑紫銅鶴文茶托5客揃 |
素材 |
銅 |
現在いわの美術では、木越三右衛門のお買取りに力を入れています。
お写真は金工師・木越三右衛門の茶托5客セットです。
しっかりとした作りで、心地よい重量感が魅力です。
繊細な鶴の彫刻が美しく、使い込まれた味わいを感じさせます。
現在も高い人気を誇る木越三右衛門の作品は高額でのお買取りが期待できるお品物です。
骨董品・美術品のお買取りはいわの美術にお任せください!
木越三右衛門について
初代木越三右衛門(木越正之)は、河北郡木越村の農民出身で四代のときに横川長久の門下で鋳物を学びました。
鋳物師となった木越三右衛門は18の時に師・横川長久の命によって製作した金沢天徳寺の梵鐘が、高い評価を受けその名が知られるようになります。
木越三右衛門は鉄瓶を得意とした他、釜などの茶道具を積極的に作っていました。
また、初代宮崎寒雉の弟子といわれており金沢藩主であった前田家の御用釜師としても活躍していました。代々三右衛門を名乗り、数代続いたとされています。
< 木越三右衛門の特徴 >
木越三右衛門の鉄瓶や鉄釜には、和銑(わずく)が使われています。
和銑とは、山から砂鉄を取り出し、たたら製法で製錬する日本古来の技法を用いて取り出された鉄のことを指します。
鉄鉱石を原料とする洋銑(ようずく)に比べると高い技術が必要な上に手間がかかります。
和銑は一度で生産できる量が限れていたため明治以降、徐々に和銑製品は消えていきました。
和銑は最も強靭な鉄といわれ洋銑と比較すると硬くて錆びに強いことが特徴です。
鉄は水分があると錆びる性質をもっていますが、和銑は一度錆びるとある程度で錆びが止まるので日本ではお湯を沸かす道具として長い間使われてきました。
腐食の進行が極端に少ない為、数百年前の鉄瓶や釜が現在でも美しい状態で残されています。
見た目の美しさだけでなく、釜を育てる楽しみのある和銑の釜は多くの茶人に愛されていました。使う度に美しさが増し、趣を感じさせる木越三右衛門の鉄瓶にはファンが多く、骨董に造形の深かった小説家 芥川龍之介が小説家 安室犀星への言葉の中で、安室の所有していた木越三右衛門の鉄瓶を褒めるエピソードがあります。
《 或る時、金沢から持って来た木越三右衛門の鉄瓶をじっと見てから、「ああ、好い鉄瓶だ、文壇斯くのごとき鉄瓶を持っている者は先ず君一人だろうね。」と感嘆して言った。…》
茶人だけでなく文豪にも愛された木越三右衛門のお品物は現在も高い人気を誇っている為、いわの美術ではお買取りを強化致しております。
高価買取のお品物
木越三右衛門は鉄瓶を得意としておりましたので、「鉄瓶」が最も高額でのお買取りが見込めるお品物です。また、「鉄の茶托」や「銅釜」も査定額に期待のできるお品物です。
最も高評価となる鉄瓶の中でも、地の素材に異質の素材を嵌め込むことで美しい模様を生み出す伝統的な工芸技法「象嵌」の施された作品は、象嵌面積と比例してお買取り価格は上がる傾向にあります。
金や銀の象嵌は非常に美しいのですが、和銑の加工が非常に難しいため象嵌の鉄瓶は稀少性が高く、コレクターに人気があります。
また、稀に箱書きに「〇〇好」と書付がある場合がございますが、これは茶人が職人に意匠などを指示した道具を作らせた作品で「好み物」といいます。
家元宗匠や著名な茶人による書付には付加価値が付く為、お買取り価格が大幅に上がる可能性がございます。
お問い合わせの際には「どのようなお品物なのか、素材、大きさ、重さ、状態(割れ・欠け・箱の有無、水漏れなどないか)」などできるだけ詳細な情報をお伝えいただきますようお願い致します。
木越三右衛門のお買取りについて
只今、いわの美術では木越三右衛門のお買取りに力を入れています!
お買取り価格は状態や市場相場などによって変動しており、お品物の御内容や状態によって予想を大きく上回る査定額がつくことも少なくありません。
査定やお持ち込みをご希望のお客様は、お写真やお品物の詳細な情報を「お問い合わせフォーム・メール・LINE・お電話」からお伝えください。
お問い合わせいただいた御内容を弊社所属の専門の査定員が拝見させていただき、お品物の査定額をお出し致します。
査定額にご納得いただけましたらご提示した金額をお支払いしお取引完了となります。
遠方のお客様には宅配・無料出張サービス等のご案内も致しておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。(※出張買取ではお品物の御内容によりご相談させていただく場合がございます。)
骨董品・美術品のお買取りは実績豊富ないわの美術にお任せください!