横浜人形の家に行ってきました!【買取・新着情報】

横浜人形の家に行ってきました!
2018.7.26

< 展覧会レポート:横浜人形の家>


 

今回は横浜人形の家へ行ってきました!

常設展示と来場した際に開催していた

企画展『夢のドールハウス&ドール ~12分の1の世界~』をご紹介致します!



 開催概要  

 

 

 展示会名 

 夢のドールハウス&ドール ~12分の1の世界~

会場  横浜人形の家
アクセス  みなとみらい線 元町・中華街駅4番出口徒歩3分
会期

 平成30年7月7日(土) ~ 8月26日(日)

休館日

 毎週月曜日(祝日の場合は翌日休館)

開館時間  9:30 ~ 17:00(入館は閉館の30分前まで)
観覧料

 大人(高校生以上)700円/小人(小・中学生) 350円

※入館料は大人400円/小人200円が含まれます

 

12分の1を基準に忠実に縮小されたちいさな夢の世界は可愛らしく、その精巧なつくりに驚かされます。「夢のドールハウス&ドール ~12分の1の世界~」では15名の作家によるドールハウスや、12分の1サイズのドールや服、小物、同館所蔵のドールハウスやミニチュアのお店などを紹介しています。

 

鑑賞時間目安:常設展、企画展含めおよそ1時間程

混雑具合:   快適   

その他:駐車場有、館内撮影可能(フラッシュ禁止)

主な作品作家あいさわかずこ/遠藤大樹/高橋起弥/河合行雄/倉林進/土屋靜/橋本京子/服部香/古橋いさこ/吉川裕子/〆野美/鈴木由利子/辰已惠/芳賀雅之/【ゲスト】 佐藤與市

●公式サイト:横浜人形の家

 


 見どころ

●横浜人形の家とは


横浜人形の家とは、世界中の人形を集めた人形専門の博物館です。

昭和59年に大野英子氏の人形コレクションが横浜へ寄贈されたことがきっかけで横浜美術館の前身が設立されました。


その後世界100ヵ国以上、1万点以上の人形の収蔵展示を誇る国内唯一の施設として、世界各国の人形を見て、触れて、遊び世界の文化や風俗を学ぶことができる施設として横浜の観光スポットにもなっています。

伝統的な人形からキャラクター・トイ、フィギュアまで展示作品の種類が実に豊富で、飽きることなくじっくりと鑑賞することができます。


●常設展示

 

館内へ入ると入場してすぐにアメリカから日本へ親善の証として贈られた人形「青い目の人形」や、日本各地に伝わる伝統の人形、海外の伝統的な人形などが紹介されています。


1930年代のミッキーとミニーの人形やキャベツ畑人形、にこにこぷん、リカちゃん、ブライスドールなどアニメキャラクターなども豊富に展示されており、親子で楽しめます。


一階の展示ホールでは日本全国の郷土人形から、世界の伝統的な人形が展示されており各地域、各国の文化や伝統を学べます。

2階の展示では日本の人形と西洋の人形の大きく二つにブースが分かれており、西洋人形のコーナーでは弊社のお買取り記事でも何度かご紹介させていただいたことのある、フランスの人気ビスクドール工房ジュモーのお人形が展示されていました。

華やかで可愛らしいですね。

 

もちろん、ジュモー以外のビスクドールも展示されておりますので、西洋人形ファンの方は必見です!

 

 

日本の人形コーナーでは主に人間国宝作家の作品を展示しており、特に印象的だったのが平田郷陽の『粧ひ』です。

平田郷陽は、親善人形「青い目の人形」の答礼人形を製作した作家で、この『粧ひ』は生き人形の代表作として特に有名な作品です。

 

間近に見てみると顔のしわや毛の一本一本まで再現されたその繊細な造りにため息が出てしまいます。

まさに生きているかのような血色と肌の柔らかさを感じますが、これが木彫りの人形なのだから驚きです。

『粧ひ』以外にも複数点平田郷陽の作品が展示されており、他の人間国宝作家の人形や、江戸時代に制作された雛人形など貴重な品が展示されています。

 

 

  • ●企画展「夢のドールハウス&ドール ~12分の1の世界~」

 

今回の企画展では、「夢のドールハウス&ドール ~12分の1の世界~」と題した展示が行われています。


副題にもある「12分の1」という数字、実はドールハウスの正式な縮尺が12分の1だそうでこの縮尺となった由来やドールハウスの世界と日本の歴史も紹介されています。

 

ドールハウスと聞くと可愛らしい西洋風の家やシルバニアファミリーのイメージを持っていましたが、 和風建築や現代風の家など様々なデザインのドールハウスが展示されていました。

 

個人的に一番気になったのがこちらの遠藤大樹さんの『トレーラーハウス』という作品です。

スチームパンクというのでしょうか、荒れた土地同様にトレーラーハウス型のダイナーの室内には乱雑に物が置かれています。

 

入口にバーバーポールが建てられていたり、ソフトクリームランプが置かれていたりと、この統一性のない雑多な感じが面白く逆にリアリティが出ているように感じます。

 

 他にも入り口にお子様が遊べるスペースがあったり、人形劇やワークショップなどお子様から年配の方まで家族全員が楽しめるような心配りが随所に見られました。


特にワークショップはオリジナルの人形作りや、手作りのグッズ(ミニチュア展の際はミニチュアのお菓子や家具)など本格的な企画が多く、その人気から予約が取れない回も頻出しているようですので参加ご希望の方は早めにご予約されることをおすすめ致します。

 

 

 おわりに


横浜人形の家は、みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩5分以内で、山下公園へも繋がっているのでみなとみらい地区の観光の際に立ち寄るのにアクセスの良い立地です。

世界のお人形の顔立ち、衣装、来歴から日本や外国の文化や歴史を感じることのできる横浜人形の家は家族連れにおすすめのスポットでした。


次回開催予定の企画展「kawaii展 バービー・リカちゃん・ブライス・ジェニー・momoko」でのワークショップでは、なんとオリジナルカスタムのリカちゃんが2,160円でお持ちかえりできます!(カスタムパーツは人形・ドレス・くつ・ブラシ・カチューシャ)

自分だけのリカちゃんが作れるワークショップはあまりないのではないでしょうか。

お子様だけでなくお母様も一緒に楽しめるワークショップにもぜひ参加してみてください。 


子どもから大人まで楽しんで鑑賞することが出来る人形好き必見の横浜穴場スポット横浜人形の家のご紹介でした!



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