■ 高額買取のポイント
いわの美術では
金島桂華の日本画のお買取りを強化致しております!
高くお買取りさせていただくには下記の3つのポイントが重要となります。
作家知名度 |
世間での知名度、二次市場での作家の人気 |
図柄 |
花鳥画 |
種類 |
日本画、掛軸、香合、茶碗などが人気 |
状態 |
品物の状態、付属品の有無、共箱の有無、軸の素材(象牙) |
今回ご紹介している作品は、幸せの青い鳥を連想させるような美しい瑠璃色の羽根を持つ鳥である瑠璃鶲(るりびたき)と、熟れた木の実が描かれた爽やかな掛軸です。
メインモチーフである瑠璃鶲は夏の季語でもあり、清新な印象を受けます。
◆作家知名度
竹内栖鳳の門に入った後、自らの画風を築き上げ日本芸術院会員、日展理事、文化功労者となった他、勲二等瑞宝章を受章するなど日本美術界に大きな影響を与えた人物です。
◆図柄
金島桂華は写生をよくし、重厚な装飾性の強い花鳥画を得意としていました。
花鳥画で知られる金島のお買取りは、代表的な図柄である花鳥画の作品が最も高い評価を受けています。
◆種類
金島桂華は日本画以外にも茶碗、花入れ、香合などに筆を入れた作品がありますが、一番人気はやはり日本画です。軸装・額装関係なく金島桂華の日本画は高い人気を誇ります。
◆状態
今回のお品物は、掛軸の入った桐箱がさらに漆箱に入れられた二重箱でした。
二重箱は、湿気や乾燥から掛軸を守る為に作られており、今回ご紹介しているお品物
も非常に良い状態でしたのでプラス査定となりました。
二重箱の外箱には漆箱と木箱の二種類あり、漆箱であれば高額でのお買取りが期待できます。
また、軸先が象牙である場合も高額でのお買取りが見込めますので、気になるお品物がございましたらどうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。
お手元にご売却をお考えのお品物がございましたら
ぜひ一度いわの美術にご相談ください!
■ 金島桂華(かなしまけいか)について
…Kanashima Keika…
金島桂華は1892年に広島県で生まれ大正から昭和にかけて活躍した日本画家です。
14歳の頃に西家桂州に師事し日本画の手ほどきを受け日本画家を志すようになり、その後1911年に近代日本画の先駆者である竹内栖鳳の門下に入ります。
ここで四条派の伝統的写生を基本としながらも、西洋画の写実性を取り入れた花鳥画に取り組み、1918年に文展初入選を果たします。
日本画家としての成長には画力だけでなく精神面を磨く必要があると考えた金島桂華は、1914年に鎌倉の円覚寺、1923年には京都の妙心寺で禅の修行に励むなどひたむきな姿勢が伺えます。
その後、帝展、新文展、日展などを中心とした官展を活躍の場に選び、1925年には第六回帝展で『芥子』が特選に選ばれました。
昭和に入るとその作風には変化が見られ、繊細な描写に加えて豊かな色彩が画面を彩るようになります。
研鑽を積んだ金島は写実性を重んじながらも、画面に装飾性を加えた華やかな作風を築き上げ、数多くの受賞を重ねていきます。
さらに日展での審査委員を頻繁に務め、1930年から約10年間にわたって京都市立美術工芸学校で教鞭を執っています。
同時期に画塾・衣笠会を主宰し後進の育成にも尽力するなど日本画界の発展に大きく寄与しました。
1954年「冬田」で芸術院賞、1959年に芸術院会員となり、1960年に日展理事となった金島はこれまでの功績が認められ、1966年に勲三等瑞宝章が授与されました。
さらに1969年に日展顧問、京都市文化功労賞を受賞されており、現在でも日本画壇を代表する画家として広く知られています。
■ お買取りについて
只今、いわの美術では
金島桂華の日本画のお買取りに力を入れています!
査定やお持ち込みをご希望のお客様は、お写真やお品物の詳細な情報を「お問い合わせフォーム・メール・LINE・お電話」からお伝えください。
お問い合わせいただいた御内容を弊社所属の専門の査定員が拝見させていただき、お品物の査定額をお出し致します。
査定額にご納得いただけましたらご提示した金額をお支払いしお取引完了となります。
遠方のお客様には宅配・無料出張サービス等のご案内も致しておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。(※出張買取ではお品物の御内容によりご相談させていただく場合がございます。何卒ご了承ください。)
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