ブランド | カルティエ (フランス) |
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モデル | ロンド ソロ ドゥ カルティエ Ronde Solo de Cartier |
型番 | KD02XW01 |
カルティエの腕時計は「ロレックス」「オメガ」のような王道ではなく、名門ジュエラーによる芸術的な宝飾品としての腕時計を生み出しました。
持っているだけでステイタスとなるカルティエは他に類を見ない格別のブランドです。
1847年に宝石細工師であったルイ=フランソワ・カルティエが、師匠の工房を受け継いだことがカルティエの始まりです。
王族の住居の近くに店舗を構えるなど、ルイ=フランソワ・カルティエの戦略も当たり、上流貴族・王室御用達の高級宝飾店としてフランスでの絶対的な地位を築きました。
フランス王族を通して世界中の王族にも愛用されるようになり、世界5大ジュエラーの一つとして確固たる地位と人気を誇っています。
腕時計の開発に取り組んだのは創業者の孫で3代目のルイ・カルティエで、ブラジルのコーヒー王の息子、サントス・デュモンと出会ったことがきっかけです。
サントス・デュモンは留学先のパリで派手に遊び、特に飛行機を設計・製造し飛ぶことに夢中になっていました。
そのサントス・デュモンから飛行操縦中でも手を離さずに見れる時計が欲しい、という依頼を受けたルイ・カルティエが、5年の歳月を掛けて1904年に作られた腕時計が『サントス』です。
この腕時計を身に着けたサントス・デュモンは、この3年後に飛行時間の世界記録を樹立しました。
『サントス』の前に懐中時計を改良したような丸い腕時計は存在していましたが、四角く実用的な『サントス』のデザインは時計業界に衝撃を与え、世界初の本格的な腕時計としてカルティエの名を世界に広めました。
時代に先立って開発された『サントス』は現在の腕時計の原型となり、今の時代もラインナップに登場する名作腕時計です。
カルティエの時計は個性的なデザインにも関わらす、サントス、タンク、トーチュといった100年以上続いているシリーズを現在も作り続けている唯一無二の存在です。
数多くのモデルが存在するカルティエですが、こちらでは中古市場に出ることの多いシリーズを紹介します。
世界初の男性用腕時計(諸説あります)として誕生したサントスは、現在でも高い人気を誇る歴史に残る名作です。
亀の甲羅をイメージして1912年に作られたデザインで、丸型の腕時計しかなかった時代に新境地を切り開き、常にデザインの先駆者だったカルティエの象徴的な存在でした。
美しい曲線美は色褪せることなく、ラグジュアリーなモデルも多いシリーズです。
第一次世界大戦で登場した戦車からインスピレーションを受けてデザインされたタンクは、特徴的な角型ケースで100年以上愛され続けています。
マラケシュ(モロッコ)のパシャ(高官)であったエル・ジャヴィから、自宅のプールで泳いでいる時も使える腕時計が欲しい、という依頼を受けて制作された防水腕時計から始まりました。
パシャはおしゃれで多機能なスポーツモデルで、防水性の為にリューズに取り外し可能なプロテクターが付いており、ケースと鎖で繋がっていることが特徴的です。
まさに男のカルティエとも言える力強いデザインのカリブル ドゥ カルティエは、カルティエ渾身の自社製ムーブメントを搭載し、スポーツタイプにも関わらず厚みを抑え、洗練されたデザインを実現しました。
生産終了してもなお根強い人気のロードスターは、レーシングカーを思わせる個性的なデザインで、ベルトの付け替えが手軽にワンタッチで行えることからフォーマルからカジュアルまでこなせる幅の広さで人気です。
豹を意味するパンテールは、野性的で官能的なブレスレット腕時計です。1983年に発売され、一時は廃盤になりましたが30年の時を経て復活しています。
カルティエらしいシンプルさと気品を備えたロンド ドゥ カルティエは、カルティエの中では比較的価格を抑えたシリーズです。
2007年に登場したバロンブルーの特徴は、ブルーサファイヤのリューズとそれを包み込む円形のガードです。バロン(風船)をイメージして作られており、どこから見ても美しいラウンドのフォルムであることが魅力です。
時代の先を行くデザインであるバロンブルーの愛用者はキャサリン妃、ジョニー・デップ、渡辺謙など名だたるメンバーであることからその格の高さが伺えます。
カルティエの腕時計の中でも特にジュエリーウォッチと呼ばれるラグジュアリーなお品は、その装飾に使われている宝石の価値も加算されて高価買取となります。
その際に重要になってくるのが腕時計の保証書です。宝石の価値が高いと宝石の鑑定書も添えられていることがあります。
保証書や鑑定書をお持ちの場合は、一緒にお出しになるとプラス査定となり、更に時計が収納されていた箱や付属品も査定に影響します。
カルティエの腕時計は元々の価格が高い反面、保存状態によって買取価格が大きく変動します。
革ベルトは汗や湿気に弱いのでご注意下さい。
ご使用中の場合は日々のお手入れをすることで劣化を最小限に抑えることができます。
保管の場合は変色を防ぐ為に紫外線を避け、カビを防ぐ為に湿気を避けての保管をお勧めします。
保管前に革ベルトに汚れや水分が残っている場合もカビの原因となりますのでお気をつけ下さい。
いわの美術ではカルティエの腕時計のお買取りに力を入れています。
買い替えで出番がなくなったり、贈り物でもらって使う予定のないカルティエの腕時計をお持ちではないでしょうか?
カルティエの腕時計のご売却をお考えの場合は、いわの美術までご相談下さい。
今回お買取りの女性用腕時計 ロンド ソロ ドゥ カルティエ は、カルティエの中では価格を抑えたエントリーモデルで、使用に伴う無数の小傷とスレが見られ、可動品という状態です。
それでもカルティエなのでそれなりのお値段でお買取りさせて頂きました。
カルティエの腕時計の無料査定をご希望の場合は、保管状態によって価格の変動が大きいので、WEBやLINEでお写真を送って頂くとより詳しい査定価格をお知らせすることができます。
いわの美術では無料査定の後はお客様のご納得の上でのみお買取りしておりますので、初めてのお客様も安心してご利用下さい。
スタッフ一同ご連絡お待ちいたしております。