写真の作品は、中島千波作『晴和三春の瀧櫻』です。
以前に、いわの美術でお買取りさせて頂いたお品です。
中島 千波
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なかじま ちなみ |
1945年~ |
日本画家
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三春滝桜 日本三大桜のひとつ。
福島県三春町桜久保に所在する樹齢1000年超とも言われる紅枝垂桜です。
瀧桜は名前のとおり、淡紅色の花をつけた花糸が枝垂れた姿で、花弁が流れ落ちる滝のように
見えることから、この名があり、その美しさは日本一と言われています。
---中島千波とは---
昭和20年10月、中島清之(日本画家)の三男として疎開先の長野県で誕生しました。
1965年、20歳で東京藝術大学日本画科に入学、 画家への第一歩を踏み出します。
1971年、26歳で東京藝術大学大学院卒業後、在学中に院展に初出品した『窓』という作品
が初入選をし、以後も受賞を重ねていきました。
この頃は学生時代から続く人間探求がテーマのもと『衆生』『形態』『眠り』『空』などの
抽象的な連作名を持ったシリーズがあり、自画像も含め、そこでは人間を題材とした世界観
の中で色彩・線描を描いてきました。
『桜の千波』と異名を持つほどの代名詞的存在でもある、
『桜』をモチーフにした大作の数々は、
近年の1990年代に入ってから発表されていきます。
日本全国の "桜" を数十年にわたって描き続け、
そのなかには樹齢1000年を超す銘木も多く、
桜の美しさはもちろん、歳月を経た太い幹、
張り巡らされた枝の称える生命の力強さ、どの画も共通して花弁がいっぱいに満ち垂りています。
はかなく散りゆく形態を全体的に表現することで、 より本物より本物らしく描いた作品は
多くの人々を魅了してきました。
1992年に開館した、『おぶせミュージアム/中島千波館』では、 企画室と、常設室があり、
なかでも桜の屏風絵は圧巻で、まるで桜が吹雪いているかのような見応えのある作品となってます。
興味が沸いた方は、長野県小布施町にある、『おぶせミュージアム/中島千波館』に
足を運んでみてはいかがでしょうか?
70代となった現在も、桜をはじめとする花鳥画など多彩な画題に取り組み、
日本画であり続けながら伝統に安住せず、 常に新しい時代の表現を求めて独創的な美の世界を
謳い続けています。
中島千波の作品をお買取りいたします。
いわの美術では中島千波の作品のお買取り強化中です!
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