太田富夫 宝瓶 備前焼【買取・新着情報】

太田富夫 宝瓶 備前焼
2023.5.2

作者について

作者の太田富夫は昭和24年岡山県牡邑久町に農家の長男として生まれました。備前焼の愛好家であった父親の影響を受け、中学生の時に備前焼作家になることを決意します。備前高校窯業科に進み、重要無形文化財保持者の浦上善次、同じく松田崋山木南知加選に陶技を学びました。

卒業後は、かつて渋沢栄一が相談役を務めたこともあり、長い歴史を誇る品川白煉瓦に就職します。

昭和48年には自宅の庭に窯を築き、さらに51年には勤めの傍らで登り窯「若宮窯」を築いて、53年に脱サラし、作陶家としての活動を本格化させます。

その結果、昭和55年に県展に入賞したのを皮切りに、玄画会展玄画大賞、また同展にて文部科学大臣賞など多数の賞に輝いています。

平成19年には、国の伝統工芸士に認定され、自らが作り出す土味のすばらしい作品群のみならず、備前焼の伝統の技を次代へ継承していく貴重な伝承者としての活躍にも注目が集まります。



宝瓶(ほうひん)とは

急須と同じく、お茶を淹れる器ですが、ぬるめのお湯を使う玉露などの煎茶用に使われます。低い温度で淹れる玉露は、茶器が熱くならないことで、持ち手が省略された宝瓶が生まれました。

低温で淹れるお茶に特化した宝瓶は、中が広く作られた朝顔型が多く、茶葉がしっかりと開くことで、より旨味が引き出されるといったメリットがあります。

備前焼、京焼や萩焼など西日本の陶芸家がよく作るほか、磁器の物もあります。




備前焼の歴史とやきものとしての魅力


備前丹波越前瀬戸常滑の六窯は、中世から続く代表的な窯場として「日本六古窯」と称されています。なかでも歴史が古いのが備前で、その焼成は、古代、中世と基本的には変わらず、土の表面に釉薬をかけずに焼いた焼締めの技法が用いられています。


そのルーツをたどると、日本古代の「須恵器」に行き着きます。

地面に窯を築き、粘土をこね、ロクロを使って成形した器を、1000℃を超える高温で焼き上げる須恵器の技術は、縄文、弥生時代の日本にはなかったもので、古墳時代の5世紀頃、朝鮮半島より幾内へ伝わり、6世紀半ば以降に日本各地へと広まりました。


そこから今日につながる備前焼の歴史が始まったのが、12世紀後半のこと。

平安中頃から続いた全国各地での戦乱のせいで思うように進まずにいた農地開拓も、鎌倉時代に入り武家社会になると、ようやくその発展の兆しを見せ始めます。

農業の発達とともに農民たちから求められたのが丈夫な道具で、これを起因として、農民の日用雑器である、壺、甕、すり鉢などが作られるようになり、本格的なやきものとしての備前焼がここに誕生しました。


粘り気のある土を固く焼き締めた、壊れにくく頑丈な器として評判を呼んだ備前焼は、室町末頃から桃山時代になると、あらたな局面を迎えることになります。千利休(1522-1591)や古田織部(1544-1615)といった茶人たちが、備前焼ならではの土の持ち味を活かした素朴な風貌に、侘びた風情や豪放な力強さを見出し、さまざまな道具と取り合わせて茶会で重用するようになったのです。こうして備前焼の器は、茶の湯の道具として、晴れやかな表舞台に登場しました。


釉や絵筆を使わず、自然釉や窯変などが生みだす素朴さがその最大の魅力の備前焼は、まさに陶芸家による「土と炎の芸術」であり、大地の源である土そのものを最大限に活かした無添加なやきものであると言えます。

                   


いわの美術でのお買取り

長い歴史のなかで数多くの名工を輩出し続けてきた備前焼は、現在までに5名が重要無形文化財、いわゆる人間国宝に認定されています。そのなかのひとり、山本陶秀楠部弥弌に師事し、数々の優れた作品を世に送り出したことで知られています。


いわの美術では、今回ご紹介した太田富夫作品のほか、山本陶秀西村春湖入江光人司大饗仁堂など数多くの陶芸家による作品を買い取らせていただいております。


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