井手宣通の祭りシリーズのお買取りいたします。
写真の作品は、井手宣通の『若草山 山焼き』です。
奈良の若草山で冬に行われる伝統行事の山焼きを艶やかに表現した作品です。
燃える若草山を背に古都奈良の寺院が描写され、空には花火の彩りが鮮やかに描かれています。
井手宣通 |
いで のぶみち |
1912年(明治45年)~1993年(平成5年) 享年81歳 |
洋画家 |
日洋展、後の日洋会の創設者 |
井出宣通は戦後に全国の祭りを描いた、祭りシリーズで高名な洋画家で、某鑑定番組でも度々取り上げられる人気画家の一人です。
いわの美術でもお買取りの実績が多く、買取り評価が期待できる画家です。
井手宣通の作風
井手宣通は1955年のヨーロッパ留学をきっかけに明るい色使いを好むようになりました。
情熱的で大胆な筆使い、明るくにぎやかな色彩は見る者を虜にし続けています。
祭りシリーズ
風景画や人物画に取り組んでいた井手宣通ですが、1962年に取材で訪れた福島県の相馬野馬追祭をきっかけに日本全国の祭りを描き、数々の名作を生み出すこととなりました。
日本の伝統行事は若草色、馬の茶色、朱色、紅色、衣装の白色、青色、黒色、装飾の金色などの和の配色で、それを見事に洋画で表現することで独特の世界を作り上げています。
自由奔放で大胆な筆使いは動的で躍動感に溢れ、物語を見るかのような感動を与え、未だに人気が衰えることがありません。
日洋展
井手宣通は日洋展の創設者でもあり、日本の洋画壇において若手育成に貢献したことでも有名です。
いわの美術でお買取りした『若草山 山焼き』は1979年の第3回日洋展に出品された作品でしたので、高額評価させていただきました。
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井手宣通の祭りシリーズお買取りいたします。
井手宣通の祭りシリーズの作品をお持ちでご売却をお考えの場合は、まずはいわの美術までご連絡下さい。
井手宣通の中でも特に祭りシリーズは人気が高く、それ故に贋作も多く出回っている画家でもあります。
鑑定書などお持ちでなく真偽が不明の作品の場合でも、井手宣通の買取り経験の豊富ないわの美術のプロの査定員にお任せ下さい。
お買取りに関するご質問は、お気軽にWEB、電話、LINEでお問い合わせ下さいませ。