写真のシルクスクリーン作品は、マイケル・ルーの『おすまし・イエロー』(Cat with Cool Face - c) 作家直筆鉛筆サイン入です。
マイケル・ルーの描くポップアートの世界は底抜けにポジティブで、愉快で楽しい瞬間を呼び起こしてくれます。
Michael Leu |
マイケル・ルー |
1950年~ |
出身 |
台湾・台北 |
現住地 |
アメリカ・カリフォルニア州 |
略歴
マイケル・ルーは台湾の台北で生まれ育ちます。
7歳の時に東京国際児童絵画コンクールで1位に輝き、アーティストへの道に進むこととなりました。
台湾美術工芸大学を首席にて卒業した後、台湾文部省の児童本やユネスコの出版物などの挿絵を手掛けて活躍しました。
しかしながらもっと自由な発想で世界の人に表現したいと、33歳の時にレイチェル夫人と共に、ポップアートの最先端国であるアメリカへと移住します。
ロサンゼルスにあるオーティス・パーソンズという美術研究所でグラフィック・デザインを専攻し、特に版画技術を磨きました。
移住から2年後の1985年にはアメリカ各地や海外でも個展を開催し、鮮烈なデビューを果たしました。
絵のモデル
マイケル・ルーは猫・人・犬・魚・自然のモチーフを主に用い、ポップでファンタジー溢れる世界を表現しています。
特に猫の絵が多く見られ、そのモデルは飼い猫のファジーです。
マイペースで自由奔放、でも急に甘えてきたりして可愛い、そんな猫の魅力が溢れています。
レイチェル夫人も度々モデルに登場していて、楽しげで癒やされる雰囲気、そしてマイケル・ルーの夫人に対する愛情がそのまま作品から伝わってきます。
家庭での愛と絆は、マイケル・ルーの芸術の源であり、作品そのものなのです。
ルーグラフ
2012年に日本で発表した『ルーグラフ』は技術的にはジクレー版画ですが、制作方法が異なります。
ジクレーは通常 職人が原画をスキャンして印刷を行いますが、ルーグラフはマイケル・ルーがコンピューターに手書きパッド入力で作画し、自身で色彩調節しながら印刷します。
コンピューター・グラフィック・デザインと高精細で広色域である高解像度プリンターを自在に操れるマイケル・ルーはまさに現代アートの先駆者です。
ルーグラフは最高級の素材と顔料を用いて作品ごとに数量限定で刷り上げられ、マイケル・ルーが納得した仕上がりのみにサインとエディション番号が直筆されます。
高価買取のポイント
マイケル・ルーの作品は、シルクスクリーンやルーグラフの作品が多く、その他リトグラフや肉筆画なども存在します。
やはり希少価値のある肉筆画は版画(シルクスクリーン、ルーグラフ、リトグラフ)より買取価格が上です。
同じ制作方法でもモチーフや作品の出来そしてサイズによって価格が変動し、鑑定書や証明書がある場合はプラス査定となります。
作品の状態によっても価格が大きく変動するので、保管にはお気をつけ下さい。
もし汚れや破損がある場合は、ご自身で修復する前にご相談下さいませ。
マイケル・ルーの版画は額に入れてテープで密封してある作品が多く、その場合はテープを剥がさずに査定にお出し下さい。
マイケル・ルーの作品をお買取りいたします。
いわの美術ではマイケル・ルーの肉筆画、シルクスクリーン、ルーグラフ、リトグラフを探しています。
リフォームや引っ越しなどで、飾らなくなってしまったマイケル・ルーの作品をお持ちではないでしょうか?
いわの美術が大切なお品物を必要とされる次の方へ繋ぐ橋渡しをさせていただきます。
今回お買取りのシルクスクリーン『おすまし・イエロー』はマイケル・ルーの人気モチーフである猫であり、その中でも評判の高い『おすまし』シリーズで、作品の状態も良かったので高価買取となりました。
いわの美術ではマイケル・ルーを始め、近代アート作品の買取経験が豊富です。
査定は無料ですので、WEB、LINE、電話のご都合の良い方法でご連絡下さいませ。
お客様が納得された場合のみお買取りしておりますので、初めてのお客様もお気軽にお問い合わせ下さい。
スタッフ一同ご連絡を心よりお待ちしております。