NIKON F2は世界初のプロ仕様一眼レフカメラであるFの後継機として1971年から生産され、1980年発売のF3から電子シャッターに切り替わる前の、2代目にして最後のフルメカニカルシャッター搭載カメラとなりました。F2シリーズにはアイレベルファインダータイプもありますが、F2フォトミックの特徴はTTL測光が可能なフォトミックファインダーを搭載した点で、より使いやすさを追求してると言えます。
シリアルナンバーの頭3桁765は1975年8～12月生産ですので40年以上が経過したお品ですが、ニコンF一桁台のカメラは非常に頑丈であると評判が高く、現在もフィルム写真愛好家から絶大な支持を集め、実用機として活躍しています。ニコンのカメラレンズのマウントは、デジタル化が本格化した2013年までの間ほぼ50年間変更されなかったため、互換性のあるレンズが非常に多いことも初期ニコンFの愛好家が多い理由の一つです。
以前お買取りしました、こちらのNIKON F2フォトミックは、純正のケース・ベルト・ニッコール50ｍｍ1：1.4がレンズが揃っている貴重なお品だったため、多少のダメージはあるもののお買取りとなりました。状態良好の場合はさらに高値でのお買取りが期待できます。他にもNIKONを始め多くのヴィンテージカメラのお買取り実績がございます。
カメラのお買取りの場合ポイントは、動作の可否、本体の傷や痛みのほか、レンズがある場合はその状態に大きく左右されます。レンズはカビやカビ跡・コバ落ち・クモリなどが発生するなど管理が難しいですが、希少品の場合は修復可能な範囲でしたらお買取り可能となる場合がございます。
他にも手放すご予定の美術品や骨董品がおありでしたら、ご一緒に査定させていただくことも可能です。お電話にてお問合せいただく場合は上記のような詳細をお伝えください。
また当ホームページのお問合せフォームよりお写真をお送りいただくと、無料でネット査定も可能です。それぞれ専門の査定員が対応いたします。
長く愛用されたものの、現在どなたもお使いにならなくなった貴重なカメラを次に活かして下さる方にお繋ぎいたします。ご売却の際はぜひ、いわの美術へご連絡ください。
