日本の誇る古来からの美術品、日本刀。
武器としての始まりでしたが現在では美術品としての価値・需要がございます。
剣道や居合を習っている方で日本刀をお持ちの方いらっしゃいますが、新しい日本刀は『新新刀・しんしんとう』と呼ばれます。買取で重宝されるのは古い時代の刀で『古刀・ことう』です。
古刀は武器として造られたので刃が厚く重さがあります。現代刀は研ぎ澄まされた美しさはありますが美術品・骨董的価値ですと古刀に劣ります。
ネット上で『現代刀は折れやすい！！』との記述を目にしますが一体何を切っているのか・・・心配になります。
元は武器として誕生した日本刀ですが観賞用として飾る事をお勧めいたします。
日本刀の買取で忘れてはいけないのが、銃砲刀剣類登録証。１５センチを超える刃物の所持は銃刀法により制限されています。教育委員会より発行される『銃砲刀剣類登録証』がある刃物は所持する事を許されています。
刃物の売却時や譲渡時に必要な書類ですので大切に保管してください。
書類と言っても・・・ハガキより小さな簡単な紙ですので保管にはお気を付け下さい。最近はラミネート加工して発行されますが昔はお写真の様な簡単な紙でした。登録証が切れてしまったり、紛失してしまうと再発行の手続きが必要になります。
骨董屋さんや古美術商さんから購入された日本刀ですとこの銃砲刀剣類登録証と一緒に購入されたかと思いますが、家の中で長年眠っていた日本刀の場合は登録の必要があります。登録証を発行しているのは教育委員会で、お住まいの地域の教育委員会にお問い合わせいただくようになります。
『日本刀を売却したいけど、登録とか一体どうすれば良いか分からない・・・』とお困りの方、
まずはいわの美術にご相談ください。
