伊藤若沖(いとうじゃくちゅう)をご存じですか？江戸時代中期に京で活躍した絵師で、写実の想像を巧みに融合させた今までにない日本画を作り上げた「奇想の画家」として曾我蕭白、長沢芦雪と並び称されています。
当時は「平安人物志」の上位に掲載されるほどの人気と知名度を持っており、円山応挙の次いで2番目に記載されていました。
しかし、明治以降になると一般には忘れられてしまい、大正に入ってから秋山光夫によって本格的な研究がすすめられ再度注目を浴びるようになりました。
1990年代後半には人間業とは思えないほど細かな描写と奇抜な構成が再評価され知名度と人気を得ました。
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高く買い取ってもらえる掛軸ってどんなもの？と疑問をお持ちの方も多いかと思います。
これは掛軸買取に限ったことではございませんが、有名な作家の物で状態が良いものには高く評価されますので、買取額は高くなります。
どんなに有名な作家の掛軸でも汚れ、シミ、しわ、破れなどがありますと評価がマイナスとなりますが買取が出来ない訳ではございません。
「汚れているから」「ボロボロ」だからと言って処分をする前にいわの美術までご相談ください。
また、掛軸を高く買い取ってもらうには購入時に近い状態である事が条件となってきます。
特に掛軸が収められている木製の箱はある、なしでは買取額に影響が出てきます。
少しでも高く掛軸を買取ってもらいとお考えでしたら、作品以外の物も大切にしておく事をお勧めします。
