珊瑚の宝石はイヤリングやネックレス、ブローチなどで見た事がある方も多いかとおもいますが、お写真のような珊瑚の置物を見た事がありませんか？
珊瑚の置物は、イヤリングやネックレスなどに加工される前の姿の珊瑚です。
珊瑚と聞くと、オーストラリアのグレートバリアリーフや沖縄の珊瑚礁を思い浮かべる方もいらっしゃいますが、お写真のような珊瑚とは種類の違う珊瑚になり、深海に生息している珊瑚がこういう形をしています。
別名「宝石珊瑚」と呼ばれており、実は珊瑚虫(さんごちゅう)という動物だという事を御存知ですか？
これは1972年の研究で明らかになったもので、触手が8本あるそうです。
宝石珊瑚の成長はとてもゆっくりで、1センチ成長するのに50年近くかかる種類もあり、大きく立派な物になれば高価買取が期待できます。
また、潮の流れが速い場所に生息している宝石珊瑚は非常に美しい枝を作るため、高価買取となっております。
珊瑚製品には珊瑚の置物以外にも先ほどお話に出たアクセサリーもいわの美術ではお買取りを行っております。
珊瑚の色によって買取額が変わっており、血赤珊瑚と呼ばれる鮮血のように赤い珊瑚は日本の高知県の海底にも生息しておりますが、現在では採取量が減ってきており、稀少価値が高くなっております。
他にも桃色珊瑚に良く似た「本ボケ珊瑚」はほのかなピンク色が特徴で、加工すると非常に優しい色合いと光沢が出るのでアクセサリーに加工されている事が多く、現在では採取量がほとんどないため幻の珊瑚とまで言われております。
しかし、白珊瑚はあまり価値が無いため、高価買取が難しいお品物となっております。
また、珊瑚はとてもデリケートで、アクセサリーなどに加工された珊瑚は使用後にしっかりと手入れをしておかないと変色を起こしたり、汚れが付着して輝きを失ってしまいます。
こうなってしまった珊瑚製品はお買取額に影響が出てきますので、珊瑚製品を使用したら必ず乾いた布やセーム皮などで拭いたり、水で洗ったりして下さい。
水で洗った場合は乾いた布で水気を拭き取り、その後2～3時間は自然乾燥させてからケースなどに仕舞っておけば、マイナス評価は避ける事ができます。
いわの美術では美術的価値のある珊瑚の置物はもちろん、アクセサリーに加工された珊瑚の高価買取を行っております。
お問合せの際はお持ちの珊瑚の種類をお伝え頂くとスムーズにお話が進みますが、分からない場合もあるかと思います。
そんな時は弊社のメールフォームからお写真付でメールを送っていただければ、画像を見ての簡易査定を行わせて頂きます。
ご処分をお考えの珊瑚製品がございましたら、いわの美術までお気軽にお問合せ下さい。
