近年の日本を代表する女流画家として活躍した秋野不矩は文化勲章受章者としても知られています。
静岡県に生まれ、師範学校を卒業して小学校の教師をしていましたが、画家を志し、石井林響、西山翠嶂に画技を学びました。
日本画と言えば、美しい自然の風景を描く花鳥風月が特徴ですが、秋野不矩は古来からある日本画の花鳥風月を嫌っていました。
当初は身の回りにある草花を題材にした作風を展開していましたが、インドに魅せられるとインドの風景を題材にした日本画としては珍しい作風で一躍脚光を浴びました。
初期の頃の作品とインドに魅せられてから描くようになった作品に共通することは自然から発せられる本質的な「力」と「美」を表現しているという所だと思います。
亡くなった今でも人気の高い秋野不矩の日本画はいわの美術が高価買取致します。
秋野不矩は日本画家ですから、色紙や掛軸などの作品も残しております。
画廊などで購入した場合、共シールと呼ばれる「作家名」「作品名」「コメント」等が書かれたものが額の裏に貼られています。
この共シールの有無は買取額に影響を与えます。
ご自宅で飾っておくのに額の入れ替えを行った場合、ご売却時には元の額に戻しておく事おすすめします。
もちろん、段ボールの外箱の有無も買取額に影響してきますので、のちにご売却をお考えでしたら、購入時にあったものはすべて処分せずに保管しておく事が買取額アップにつながります。
また、掛軸の場合は軸を入れる木箱の有無が買取額に影響を与えますので、壊れてしまっても処分はしないで下さい。
ご売却をお考えの秋野不矩の作品がございましたら、査定、鑑定料無料のいわの美術までご相談下さい。
