宮川香山の作品の高価買取を行っております!!
宮川香山といえば、立体的な鷹や熊、カニなどが精巧に作られている陶磁器や絵画のように美しい色絵磁器がとても有名ですが、これらを総称して「真葛焼」として世界に輸出され、「Makuzu Kozan」として知られています。
特に立体的なオブジェを張り付けたような作品は高浮彫という技法を使った今までの焼き物には無い、まったく新しいものでした。
真葛焼は日本の技術力の高さをまさに象徴してくれている作品ではないでしょうか?
高浮彫の陶磁器が生まれたのは、当時世界中で人気のあった薩摩焼を手本に制作をされていましたが、薩摩焼は金をふんだんに使うため、製作費が高くついてしまい、それをどうにかしようと生み出された陶磁器です。
そのため、年々高浮彫の精巧度が上がってしまい、1つの作品を作るのにかなりの時間がかかるようになってしまったので、商売にならないと真葛焼はだんだんと色絵磁器に移行していきました。
そのため、宮川香山の高浮彫の作品は制作期間が短く、ほとんどが海外へ輸出されているため、貴重なものとなっており、高価買取を行っております。
宮川香山の作品をお持ちでしたら、いわの美術が高価買取致しますので、まずはお電話、メールにてお問合せ下さい。
真葛焼について
宮川香山は3代に渡って横浜で輸出用の真葛焼を制作していました。
しかし、戦争で横浜大空襲に遭い3代香山は亡くなり、工房は壊滅的な状態となってしまいました。
その後、4代の復興もむなしく、真葛焼の窯は閉じられてしまいました。
そのため、宮川香山を含む真葛焼は中古品として高値で取引されています。
作家の作品はもちろんですが、真葛窯ではたくさんの職人がいらっしゃいました。
この職人たちは確かな技術力を持ち、宮川香山の技術と意志を受け継いだ精鋭たちで、香山に負けない優秀な作品を造りだしています。
真葛焼は工房でありながらも決して手を抜かないそんな素晴らしい工房でした。
真葛窯でできない陶磁器はないと思わせるほど、様々な焼物を手掛けることをモットーにそこから、新しい技法や釉などを研究していたようです。
真葛焼は宮川香山の自身の作品と職人たちの作品に大きく分ける事ができますが、どちらも高価買取となっておりますので、真葛焼と呼ばれる物をお持ちでしたら、いわの美術までお気軽にご相談下さい。