高島野十郎作品の買取を行っております!!
髙島野十郎は1890~1975年の85年の生涯を、ただ写実画を極めることに捧げた孤高の画家と言われています。
高島野十郎は久留米の富裕な家に生まれ、東京帝大農業部水産学科を首席で卒業したにもかかわらず、その後はこれという師もなく基礎もないまま画家に転身。高島野十郎本人から語られた体験談は残っていませんが、1929年頃から放浪の旅に出て欧州へ旅立ち、ミレー、ダ・ヴィンチ、デューラーなどを観た僅かな消息がみられます。またドイツ・フランス・イタリアなどで、主にルネッサンス時代の絵画に傾倒していた形跡があります。
帰国後も個展などで高島野十郎の作品を発表するも、京都などを転々として貧乏暮らしが続くまま古希を迎えます。高島野十郎の生前は無評価の画家で、最晩年の15年の殆どを、「蝋燭」の焔(ほむら)を描いて過ごしていました。
生涯家族も持たず、画壇とも一切関わることなく、生き方もまた半端ではない高島野十郎の濃密な作品が注目されたのは死後のことです。NHK「日曜美術館」で高島野十郎の作品が放映されてから、全国的に知られるようになります。
死後脚光を浴びることとなった高島野十郎の作風は、微細な描写を、写真よりも細かく、執拗に書き込んだもので、高島野十郎の不器用な生きざまが映し出されているようです。
今も人々を惹きつける高島野十郎の作品は美術的価値も高まっており、いわの美術でも高価買取で対応している作家の一人です。ご売却をお考えの高島野十郎の油彩画がございましたら、まずはいわの美術までお気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。
高島野十郎作品の買取について
高島野十郎の主な作品には「すいれんの池」「蝋燭」「満月」 「からすうり」「菜の花」「壷とりんご」などがあり、中でも晩年に描かれた「蝋燭」は、「気に入らなければ焚き付けに」と、高島野十郎が菓子折り代わりに周囲に配っていた連作というエピソードもあります。
高島野十郎は数千枚の絵を遺したであろうとされていますが、真作と認知されているものは200点程度で、高島野十郎作の油絵の贋作が多く出回っていると言われています。
高島野十郎作品を所有しているが、いくらぐらいで買取ってもらえるのか?など、高島野十郎作品の絵画を売却したいとお考えの方、是非いわの美術にご相談ください。いわの美術では美術品、骨董品の無料買取査定を行っています。
いわの美術では長年の実績と確かな専門知識で、数多くの品々を取り扱っており、なによりもお客様との信頼関係を大切にいたいと考えております。絵画などの美術品・骨董品の買取査定経験豊富な専門スタッフが、お客様にご満足いただけるよう適正価格で買取らせていただきます。いわの美術では無料出張買取、無料宅配買取も行っておりますので、是非一度ご連絡くださいませ。