日本でも切手取集のブームがあったように、中国でも数十年前から経済成長にともなって中国の富裕層の間でブームが起きているため、中国切手の価格が高騰しているのです。
一時期に比べれば、だいぶその価格は落ち着いてきましたが、まだまだ高価買取が期待できる中国切手は多数ございます。
高値が付く中国切手は、中国が外貨獲得のために海外の切手収集のブームに乗って海外へ流出させた1950年代～1990年代までの切手を中心に梅蘭芳(メイランファン)舞台美術、牡丹、毛主席の最新指示、化学を愛そう、赤猿などが特に人気が高い中国切手です。
切手の買取では基本的にシートの方が高価買取となっておりますが、赤猿に関しましては1枚からでも高値で取引されているため、1枚から買取る事ができます。
ただし、その人気は偽物が出回るという事態を招いており、偽物の赤猿の切手は買取る事ができません。
この他にも文化大革命前の発行された中国切手は文化革命の時に切手収集が禁じられ、中国国内にあった古い切手が処分されてしまったため、現存する数が少なく文化革命後も国民たちの生活水準に余裕がなく中国国内にコレクションが残っていないため、高価買取となっている切手が存在しています。
昔、切手収集をしていて仕舞ったままになっている切手の中に中国切手はございませんか？
いわの美術では中国切手の買取を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
中国切手の買取では1枚よりもシートの状態になっている未使用の中国切手に価値がありますが、中には使用済みであっても買取ができる切手もございます。
どんな中国切手でも買取ってくれるのか？と言われますと、中国で発行された全部の切手が買取できるわけではございません。
使用済みでも買取できる中国切手は、先ほどもお話に出ました、中国が外貨獲得のために海外に大量の切手を流出させていた頃に発行された切手で、その時代に使用されたエンタイヤ(消印)が付いているものに価値があります。
これは中国で流通した数が少ない事が貴重価値を高めているためで、エンタイヤが付いている切手がございましたら、価値の有無に関わらず一度、いわの美術までお問合せ下さい。
