加藤唐九郎の作品買取ます!!
加藤唐九郎というとまず、1960年の古陶を巡る贋作事件「永仁の壷」事件を思い浮かべてしまう方も多いかもしれません。
加藤唐九郎は、愛知県出身の陶芸家、陶磁史研究家で、特に桃山時代の陶芸の研究と再現に努めました。
加藤唐九郎は、幼い頃から家業の製陶に従事し、瀬戸の古窯趾を研究し、穴窯・登窯での焼成の研究成果を基に桃山期の黄瀬戸・志野・織部を現代に甦らせるなど、日本の伝統的な陶芸習得に努力を重ねます。
1952年に織部焼の技術で国の無形文化財有資格者に認定されるも、永仁銘を施した瓶子が重要文化財に指定された際、自作と公表したため「永仁の壷」事件として世に大きな波紋を広げ、無形文化財の資格を失います。
以後は、野の陶人として作陶に専念します。名古屋には唐九郎記念館があり、加藤唐九郎の蒐集した桃山陶片等が展示されています。また、唐九郎記念館には唐九郎の最高傑作といわれる「氷柱」や「紫匂い」も所蔵されています。
加藤唐九郎の作品、お持ちではありませんか?いわの美術では加藤唐九郎の作品を高価買取いたします。
加藤唐九郎の作品買取について
加藤唐九郎は、真摯な陶器研究家であり、桃山時代の古志野窯に引けをとらない志野茶碗を創ることができた数少ない名匠とされています。
作品は加藤唐九郎にしか表現できない風格の感じられる造形で、氏の作品は限られた愛好家しか手に出来ない高価で希重な作品と言われています。
加藤唐九郎は、黄瀬戸、信楽、織部、唐津などの様々な秀作を残していますが、志野焼に関しては生涯を通して自らの理想を追い求め、唯一途切れることなく制作し続けました。
加藤唐九郎の作品の彫銘は、時代によって「陶玄」、「玄」、「一ム才」、「一ム」などが使われています。「永仁の壷」事件のあと、漢学者服部担風より「一無斎」の号を贈られ、以後の作品には「一ム才」の銘が用いられています。この銘のある作品は、名声を得てからの作品ということで高価買取の可能性の高い作品も多くございます。
加藤唐九郎の作品であるかどうか正真がお分かりになりにくい場合でも、いわの美術では長年の経験と実績のあるプロの買取査定スタッフが丁寧かつ正確な鑑定をさせていただきます。
加藤唐九郎の作品のご売却をお考えなら、一度、いわの美術に買取の相談してみませんか?
いわの美術では、買取に関するご相談、査定、見積りは全て無料で行っております。まずはいわの美術まで、メール・お電話にてお問合せ下さいませ。