板谷波山の作品買取ます!!
板谷波山は陶芸家として初めて文化勲章を受章しており、2004年には「HAZAN」という板谷波山の生涯を題材にした映画が公開され、ブルガリア・ヴァルナの国際映画祭でグランプリを受賞しています。
板谷波山は日本の陶芸界に西洋の様式を取り入れ、新しい日本の陶芸を生み出した事は日本の陶芸界に大きな影響を与えました。
「近代陶芸の開拓者」として生涯制作した作品の数は多く、作風も一人の作家が制作したとは思えないほど様々な技法を取り入れて制作が行われています。
また、板谷波山はろくろの作業は熟練した職人にお願いしたほうが素晴らしい作品ができると、ろくろ師の現田市松に任せていました。
また、東京美術学校へ入学した時に当時は陶芸家が設立されていなかったため、彫刻科を専攻し、彫刻を学んだ事はのちの陶芸作品に活かされており、浮彫文様を表現した作品は実に見事です。
重要無形文化財保持者(人間国宝)の候補として名を挙げられましたが、「自分は単なる伝統文化の継承者ではなく、芸術家である」という思いから認定を辞退しています。
そんな板谷波山の作品は現在でも根強い人気を誇っており、いわの美術でも買取を強化している作家の一人です。
板谷波山の作品について
板谷波山の作品には「波山」という陶印が記されており、板谷波山の陶印は非常に読みやすく、知識のない方でも読み解く事ができます。
茶碗、水指、香炉、香合、花器など茶陶を中心に壷、皿などを手掛けており、珍しいお品物では陶板画などもございます。
また、絵付の焼物には意匠も大切で、野山のスケッチを怠らなかった板谷波山は水墨画や日本画といた絵画作品も手掛けており、掛軸などが残されています。
いわの美術では板谷波山の作品であればどんな物でも買取を行っております。
シミや汚れ、傷などが無い綺麗な状態で、共箱など付属品がご一緒ですと買取額が高くなります。
特に共箱は邪魔だからと処分してしまう方がいらっしゃいますが、いずれ売却する事をお考えであれば、処分せずに大切に保管しておく事で高価買取に近づく事ができます。
その他、板谷波山買取について分からない事、ご不明な点、鑑定をお願いしたい物があるなど、お気軽にご相談下さい。