駒井哲郎の作品の買取を行っております!!【買取・新着情報】

駒井哲郎の作品の買取を行っております!!
2014.8.28

駒井哲郎の作品買取ます!!

駒井哲郎は、昭和時代に活躍した銅版画家ですが、生涯にわたり一貫してエッチングの技法を使って作品を制作していた事で知られています。
その作風はモノクロームの世界の中に、目に見えるものを描きつつ、目に見えない心の内を表現する事を追求し、自己の内面、幻想、夢などを表現したものとなっています。
中には、パウル・クレーの影響が濃い抽象的・幻想的なもの、オディロン・ルドンの影響を受けたと思われる樹木や風景を繊細で写実的なタッチで描いたものも残されています。

駒井哲郎が版画家になろうと決意したのは、慶應義塾普通部在学中に「日本エッチング研究所」を主宰していた西田武雄との出会いがきっかけとなりました。
西田武雄は銅版画の普及に尽力し、自費で「エッチング」という雑誌を発行していました。
その「エッチング」に載っていたジャン=フランソワ・ミレーの版画を見た、駒井哲郎はエッチングに魅了され、毎週日曜日は西田武雄のもとに通ってエッチングの技法を習得しました。
その後、東京美術学校へ入学し、油彩画も学んでいるため、卒業制作の自画像をはじめ、いくつかの油彩画や色彩版画の作品も残しています。
また、大岡信や安東次男などの文学者とも交流を深めており、詩人の安東次男とは、共同で詩画集を出しており、当時の日本では初の試みである版画と詩を同じ紙に刷って発行されました。

同時期に活躍していた版画家の棟方志功、浜口陽三と比べるとその存在は地味なものとされていますが、日本美術界でマイナーな分野となっていた銅版画の地位向上と普及に貢献した作家として高く評価されています。
現在でも通用するようなデザイン性の高い駒井哲郎の作品は、中古市場でも人気が高く、いわの美術でも買取を強化している作家の一人です。

 

駒井哲郎の作品買取について

駒井哲郎の作品はエッチングによる版画ですので、1つの版で同じ作品が複数刷る事ができます。
そのため、作品の余白にはエディションナンバーと作家のサインが鉛筆書きで記されています。
まず、サインがない作品については偽物の可能性が高くなりますので、注意が必要で、買取る事はできません。
エッチングは1つの原版で複数の枚数を作品の風合い損ねる事なく刷る事ができるので、発行枚数が多いのですが、駒井哲郎は人気作家ですので、高価買取が期待できる作品もございます。

また、先ほどご紹介した安東次男との共同作の詩画集も買取る事のできるお品物ですので、お持ちでしたら、いわの美術にお譲り下さい!!
その他、駒井哲郎の作品を集めて一つの画集にしたものでも古い時代に発行されたものには価値がございますので、こちらも買取る事ができるお品物です。
駒井哲郎の作品のご売却をお考えでしたら、年間に多くの買取実績を誇る、いわの美術にお任せ下さい!!

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