伊勢崎淳の作品お買取りします
いつまでも枯れる事の無い創造力を持って、常に備前焼界をリードし続けてきた伊勢崎淳。
伊勢崎淳は、2004年に重要無形文化財「備前焼」保持者(人間国宝)に認定されています。
伊勢崎淳は、陶芸家伊勢崎陽山の次男として生まれ、1959年より本格的に陶芸を始めます。1960年に兄である満と共に中世備前焼古窯跡を復元した長さ十五メートルの穴窯を築窯しました。
伊勢崎淳の作品は、桃山以来の備前焼の伝統的様式、技法を受け継ぐ一方で、それらの技術を現代の生活環境に生かした花器や大鉢・大皿から陶壁などの幅広く、多彩で独自の芸術的な作調を確立してきました。また、金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞など多数の受賞経歴を持っています。
また、アメリカ ボストンで一門展、イギリス大英博物館「わざの美 伝統工芸の50年展」に出品するなど、海外へ向けての活動も盛んに行っていました。
備前焼は、岡山県備前市伊部の一帯で焼かれる陶器で、1000年近い歴史を持ち、備前焼の魅力は、その土肌の渋い素朴な味わいにあります。
釉薬を使わず、絵筆で文様を描くこともせず、2週間にも及ぶ焼成で焼き締め、その長い時間の中で起きる窯変が備前焼の命だとされています。伊勢崎淳によれば「じっくり炎と対話させることで、窯の中で予期せぬ変化が起き、奥深いさまざまな表情が生まれる」とし、窯変が生み出す野趣あふれる備前焼の表情について述べています。また伊勢崎淳は、炎の偶然性と陶芸家の意図、その双方が合致して初めて満足のいく備前焼が誕生するとも表現しています。
いわの美術では、伊勢崎淳の備前焼作品の買取を行っています。
伊勢崎淳の作品買取について
備前焼で人間国宝に認定されたのは、伊勢崎淳以外にも山本陶秀、藤原雄など4名いますが、中でも、伊勢崎淳の伝統と革新を融合させたユニークさは、そのモダンな造形感覚にあるとされます。
例えば、アメリカ生まれの芸術家イサム・ノグチや池田満寿夫などアーティストとの交流も積極的に行ない、備前焼に新しい地平を切り開いてきました。
伊勢崎淳の作品は、伝統的な茶器だけでなくオブジェ、インスタレーションまで、大胆な造形による斬新な作品を毎年発表し続け、日本のみならず、海外からもその動向が注目されています。
人間国宝でもある伊勢崎淳の作品は市場価値・評価もあがっており、
いわの美術でも買取を強化しております。
いわの美術では無料で買取査定・鑑定を行っておりますので、
まずはお気軽にお電話・メールにてお問い合わせください。