中村元風の作品買取ます
九谷焼開祖 大聖寺藩前田家「今九谷窯」代表として古九谷、今九谷の心を今に伝える中村元風。いわの美術では、注目の今九谷作家 中村元風の買取を致しております。
九谷焼の現代の著名作家に、赤絵金襴手で有名な吉田美統や宮内庁御用達、伝統工芸士 山本篤などがあげられますが、中村元風はそういった錚々たる面々と肩を並べるほど勢いのある注目の現代の九谷焼作家です。
石川県生まれの中村元風は、大学、大学院と生物学などを学んだ理科系出身の陶芸家です。大学院在学中から県無形文化財であった祖父 中村翠恒の指導のもと、轆轤から上絵付けまで陶技全般の修行を始めます。
その後、三代徳田八十吉(人間国宝)に師事し、古九谷写しを徹底的に行うなど、約10年の修行の後、作品を発表し始め現在に至っています。
2010年には、中国上海の国立上海美術館にて外国人陶芸家初となる個展を開催するなど、国内外で積極的に活動を行っています。また、深田久弥が著した「日本百名山」にインスピレーションを得て日本全国の山や里を100枚の大皿に描いた「ふるさと百名山」が中村元風の代表作品のひとつとなっています。
中村元風の作品をお持ちではありませんか?いわの美術では、加賀 前田家御用窯として今に伝える今九谷窯の注目アーティスト中村元風の作品買取をしています。
中村元風の作品買取について
中村元風は、工芸の本道である用と美の調和を第一に、作品造りを行っています。
その一つの例として、中村元風らが考案した「ガンプーグリップ」があげられます。このガンプーグリップは、あるお客さんから「一日中使っても疲れない、カップを造ってもらえないか」という要望がきっかけとなってうまれたもので、究極的なまでの持ちやすさと、独創性溢れるデザインをしています。グリップの先がカップ本体から離れているので、カップが何客も重ねられ、デザイン性だけでなく優れた収納性も併せ持つガンプーグリップは、特許庁に意匠登録もされているそうです。
中村元風の特徴としてあげられるのが、色絵磁器の技法を用いた独自技法「ふくら手」です。
九谷焼を代表する上絵は、白磁の上に色をのせて焼きますが、九谷での白は余白というどちらかというと脇役的存在です。そんな脇役の白を主役にしたのがふくら手です。
「色絵磁器の魅力は色彩、質感、立体感など各要素が織りなす一体感にこそ存在する」という考えのもと、白磁釉薬や上絵の具をふっくらと厚く盛り上げ、磁器の魅力を際立たせるという自ら編み出した新技法が「ふくら手」です。
この立体感溢れる独自技法「ふくら手」は、アート業界からも高い評価を得ています。
中村元風作の茶碗や壷、花入、皿、香炉などをご売却してみませんか?ガンプーグリップのマグカップもお買取査定の対象となっています。
中村元風の作品買取のお問い合わせは無料でお電話・メールにて承っております。
中村元風の作品買取なら、高価買取も行っているいわの美術にお任せください。