江戸時代に編纂された史料集です。
長州藩(萩藩主)の五代目藩主である毛利吉元の命により
御内用掛の永田政純が1720年から編纂し、1725年に完成しました。
藩内の毛利家臣・町人・圧屋・僧侶など、
諸家に所蔵されていた古文書を編纂し789家が記載されています。
戦国時代から江戸時代頃の安芸国(広島県西部)
備後国(広島県東部)・周防国(山口県東部)・長門国(山口県西半部)を
中心とした九州地方の動向を知る上で貴重な史料となっています。
【編纂(へんさん)】
史料を集め、整理・加筆して書物にまとめること