平安時代に崇徳院の院宣により勅撰された和歌集で、
勅撰和歌集(二十一代集)の「八代集」の第六です。
歌人の藤原顕輔が1144年から編纂を開始し、1151年に完成しました。
後拾遺集時代の曾禰好忠や和泉式部などの作を中心に
「八代集」の中で一番少ない、全415首で構成されています。
【院宣(いんぜん)】
譲位した天皇の命令もしくは命令を伝える文書
【勅撰(ちょくせん)】
天皇の勅命により詩文を選び編纂すること
天皇自らが詩文を選び編纂すること
【編纂(へんさん)】
史料を集め、整理・加筆して書物にまとめること