鎌倉時代に亀山院の院宣により勅撰された和歌集で、
勅撰和歌集(二十一代集)の第九で「十三代集」の第一です。
歌人の藤原定家が1232年から編纂を開始し、1278年に完成しました。
藤原定家自身の作や、後嵯峨上皇・藤原為家・藤原俊成などを中心に
全1460首で構成されています。
【院宣(いんぜん)】
譲位した天皇の命令もしくは命令を伝える文書
【勅撰(ちょくせん)】
天皇の勅命により詩文を選び編纂すること
天皇自らが詩文を選び編纂すること
【編纂(へんさん)】
史料を集め、整理・加筆して書物にまとめること