鎌倉時代に後嵯峨院の院宣により勅撰された和歌集で、
勅撰和歌集(二十一代集)の第十一「十三代集」の第二です。
歌人の藤原為家・藤原基家・藤原行家・藤原光俊・藤原家良らが
1259年から編纂を開始し、1265年に完成しました。
宗尊親王・西園寺実氏・後嵯峨院などの権力者を中心に
全1915首で構成されています。
古今和歌集や新古今和歌集のような編纂を行いました。
【院宣(いんぜん)】
譲位した天皇の命令もしくは命令を伝える文書
【勅撰(ちょくせん)】
天皇の勅命により詩文を選び編纂すること
天皇自らが詩文を選び編纂すること
【編纂(へんさん)】
史料を集め、整理・加筆して書物にまとめること