鎌倉時代に後宇多院の院宣により勅撰された和歌集で、
勅撰和歌集(二十一代集)の第十三で「十三代集」の第四です。
歌人の二条為世が1301年から編纂を開始し、1303年に完成しました。
亀山上皇・藤原定家・藤原為家・藤原実兼などを中心に
全1607首で構成されています。
【院宣(いんぜん)】
譲位した天皇の命令もしくは命令を伝える文書
【勅撰(ちょくせん)】
天皇の勅命により詩文を選び編纂すること
天皇自らが詩文を選び編纂すること
【編纂(へんさん)】
史料を集め、整理・加筆して書物にまとめること