鎌倉時代に後宇多院の院宣により勅撰された和歌集で、
勅撰和歌集(二十一代集)の第十五で「十三代集」の第六です。
歌人の二条為世が1318年から編纂を開始し、1318年に完成しました。
二条為世自身の作や、藤原為氏・藤原定家・西園寺実兼などを中心に
全2143首で構成されています。
二条為世が編纂した「新後撰和歌集」の歌風を継承しました。
【院宣(いんぜん)】
譲位した天皇の命令もしくは命令を伝える文書
【勅撰(ちょくせん)】
天皇の勅命により詩文を選び編纂すること
天皇自らが詩文を選び編纂すること
【編纂(へんさん)】
史料を集め、整理・加筆して書物にまとめること