鎌倉時代に後醍醐天皇の詔により勅撰された和歌集で、
勅撰和歌集(二十一代集)の第十六で「十三代集」の第七です。
歌人の二条為藤と二条為定が1323年から編纂を開始し、
1326年に完成しました。
藤原為氏・藤原為家・二条為世・藤原定家・後宇多院などを中心に
全1350首で構成されています。
【詔(みことのり)】
天皇の命令もしくは命令を直接伝える文書
【勅撰(ちょくせん)】
天皇の勅命により詩文を選び編纂すること
天皇自らが詩文を選び編纂すること
【編纂(へんさん)】
史料を集め、整理・加筆して書物にまとめること