南北朝時代に後花園天皇の詔により勅撰された和歌集で、
勅撰和歌集(二十一代集)の第二十で「十三代集」の第十一です。
歌人の飛鳥井雅世が1433年に編纂を開始し、1439年に完成しました。
飛鳥井雅縁・藤原良経・藤原俊成・藤原定家などを中心に
全2144首で構成されています。
【詔(みことのり)】
天皇の命令もしくは命令を直接伝える文書
【勅撰(ちょくせん)】
天皇の勅命により詩文を選び編纂すること
天皇自らが詩文を選び編纂すること
【編纂(へんさん)】
史料を集め、整理・加筆して書物にまとめること