天皇もしくは上皇からの命により勅撰された和歌集である、
「古今和歌集」「後撰和歌集」「拾遺和歌集」の
三つの勅撰和歌集の総称です。
三代集の「三代」は、醍醐天皇・村上天皇・花山天皇を指しています。
古来は「万葉集」「古今和歌集」「後撰和歌集」の
三つを三代集と称してたと伝えられています。
三代集が編纂された平安時代は、政治が安定していた為
歌風にさほどの変化がなく、後の貴族歌人の模範とされました。
【勅撰(ちょくせん)】
天皇の勅命により詩文を選び編纂すること
天皇自らが詩文を選び編纂すること
【編纂(へんさん)】
史料を集め、整理・加筆して書物にまとめること