【延喜通宝】買取作家・取扱い一覧 古銭・大判・小判・切手

907年（延喜7年）に日本で造られた銭貨で、皇朝十二銭のひとつです。
日本で通貨として11番目に造られた銭貨です。

皇朝十二銭の中でも品質の悪いものといわれており、鉛の含有量が多いため、銅貨というよりも鉛合金に近いものとなっています。

そのため、発行当時より一文字でも読めるものがあれば通常使用し、綺麗なもののみを選んで使用した場合には罰を与えるといった法律が定められるほどでした。

現存するもので、全ての文字がはっきりと分かる物はとても少なく、高値で取引されています。