オリンピックの開催を記念して発行される切手です。
今日では、オリンピック開催国はもちろん、参加国、さらには参加しない国からも切手が発行されるようになりました。
最初のオリンピック切手は1896年ギリシャのアテネで開催された第1回夏季オリンピック競技大会を記念してギリシャで発行された12種セットのものです。
その後、1920年のベルギーのアントワープで開催された第7回夏季オリンピック競技大会までオリンピック切手は発行されていませんでした。
アントワープ大会以降は開催ごとに切手が発行されるようになりました。
今日まで様々な切手が発行され、名かには寄付金付き切手が発行され、オリンピック選手団の遠征費用に充てられたりしています。
1984年にアメリカ合衆国ロサンゼルスで行われた大会からはデザインが優れているオリンピック切手に対して「Prix Olympia」という賞を受賞するようになりました。
日本では1998年に発行した長野オリンピックの記念切手がスピードスケートをデザインしたものが銀賞に輝きました。