2004年8月13日から8月29日までギリシャのアテネで開催された第28回夏季オリンピック競技大会に出場した日本選手団の活躍を讃えるものとして発行されたメダルです。
アテネオリンピックでの日本のメダルの獲得数は金16個、銀9個、銅12個の合計37個で当時では日本のオリンピック史上最多となる活躍でした。
表面には日本の国花である桜と、月桂冠をかぶった勝利の女神、選手のシルエットが描かれ、裏面はオリンピックのシンボルマークがデザインされています。
また、このメダルは彩色されたカラーメダルとなっています。
純金製は253g、126g、25gと3種類が発行され、純銀製1種類、金銀銅のセットのものが発売されました。
他にも限定品としてメダル本体に製造番号が刻まれた1.35Kgの金メダルと1.0Kgの銀メダルが発行されています。
このメダルは全て松本徽章工業株式会社が製造し、造幣局の品位証明(ホールマーク)が刻印されています。
現在はメダルを集めるコレクターが少ないため、メダルとしてのプレミアムはほとんどついていません。