享保10年に発行された大判で、公式に通用価値が設定されました。
表面には「拾両後藤(花押)」と墨書があり、流通機関が長い事から墨書きの改めも頻繁に行われたので、後藤四郎兵衛家12代~17代と6代に渡って書いています。
その中でも12代・寿乗よる墨書は大変稀少とされています。
上下左右に丸枠桐紋極印がそれぞれ1箇所、合計4箇所に打たれており、やや角ばった楕円形をしています。
コレクターの間では300万円以上の評価額がつけられており、現存する数が多いので資金に余裕があれば手に入れられる可能性もあるようです。