完成している切手になんらかの理由によって文字や図案を重ねて印刷された切手のことです。
ほとんどの場合が額面の改正が行われ、新しい切手の準備が間に合わない時に加刷が行われます。
また、寄付金の付加を目的とした改値加刷(かいちかさつ)はサーチャージと呼ばれています。
日本では軍事切手の「青島(チンタオ)切手」が配給に間に合わず、一時的に加刷が行われたのが有名です。
滅多に起こることではないので、現存する数が少なく高値で取引されているようです。
しかし、加刷は簡単に行えるため、偽物が数多く存在しているので注意が必要です。