明治6～21年に発行された銅貨です。
明治6～10年までの竜図は「角ウロコ」、明治13～21年までは「波ウロコ」と呼ばれ、ウロコの形に変化があります。
また、明治11、12年は明治10年に起きた西南戦争の影響のためか、発行されておらず、明治3年に製造を再開しましたが、量産が進み供給過剰気味となってしまい、明治21年に製造を中止しました。
通常使用のものはあまり取引の対象となっていませんが、銅貨はピカピカと輝きを放っている状態を保つのが難しく、未使用品で輝きを保っている場合は、1万円以上の評価額がつくことがあるそうです。
